生成AI

最終更新日:2025/08/12
ハンモックは、営業部、営業企画部1,000名を対象に、生成AIの営業活用に関するアンケートを実施しました。その結果、3割の企業が生成AIを営業に活用しており、時間短縮や成果向上の効果を実感しています。
このニュースのポイント
株式会社ハンモックは、営業担当者や営業企画部門1,000名を対象に、生成AIの営業活用に関するアンケートを実施しました。
近年、営業活動においてデジタル技術の導入が進み、特に生成AIへの関心が高まっています。生成AIは、営業資料の作成や顧客対応の自動化、提案内容のパーソナライズなどに活用され、業務の効率化や営業スタイルの変革が期待されています。
本調査では、営業担当者や営業企画部門を対象に、生成AIの導入状況、活用目的、効果実感、導入にあたっての課題や期待などを多角的に把握することを目的に実施しました。
「生成AIを営業活動で活用していますか?」という質問に対し、「現在活用している」が26.5%、「過去に活用していた」が7.1%となり、合計で約3割が活用経験ありと回答しました。一方で、「活用したことはない」との回答も66.4%に上り、導入が進んでいない実態も明らかになりました。
活用シーンとしては、「メール・提案文の作成」(56.85%)が最も多く、次いで「商談準備」(42.86%)、「顧客対応」(34.52%)が続きました。主に文章作成や事前準備の業務で活用されていることが分かります。
効果については、「顧客対応のスピード向上」(47.62%)や「提案資料の作成効率」(47.02%)が最も多く、営業現場での業務効率化や成果向上に一定の効果が見られました。
一方で、活用における課題として、「情報の正確性」(30.3%)や「セキュリティ・個人情報保護」(29.4%)への懸念が多く挙げられています。また、「社内ルールとの整合性」や「操作の難しさ」など運用面での課題も一定数見られました。
営業チームへの影響としては、「業務の効率化」(50.3%)、「スキルの平準化」(31.25%)、「コミュニケーションの質向上」(27.98%)など、業務面だけでなくチーム力の強化にも寄与しています。
本調査を通じて、営業領域での生成AI活用はまだ限定的ながら、すでに一部では実用化が進み、成果も現れつつあることが分かりました。
今後は、安全性や品質を担保したうえでの運用ルールや教育体制の整備、誰もが使いやすい環境の整備が求められます。生成AIは、営業組織全体の生産性を高め、競争力強化に貢献する可能性を秘めています。
出典:PR TIMES
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