生成AI

最終更新日:2025/05/16
西濃運輸がドラレコAI解析システム「アクレス」を4月より順次導入開始しました。6月には全188拠点の導入完了予定です。
このニュースのポイント
西濃運輸株式会社が、Teatis Inc.(ティーティス)開発のAI技術「アクレス」を導入する事を発表しました。
「アクレス」導入により、西濃運輸が導入しているドライブレコーダーに記録された動画解析にAIを使う事によって危険運転の自動検知を実現。
これにより、安全管理担当者は短時間で危険な箇所だけを確認するだけでよくなり、大幅な時間短縮と事故率低減を目指します。
「アクレス」は、独自のVLMと、2000時間の商業車両の独自運転映像データにより、高精度な自動検知を実現しました。また、ドライブレコーダーの入れ替えや、システムインストールが不要なためAI技術をすぐに利用できます。
西濃運輸はAIによる解析品質や豊富なアウトプット機能を評価して採用し、トライアルではシートベルトの着用からわき見運転、居眠り運転、姿勢制御等を分析。
ドライバー1人あたり約30分の確認工数の削減となり、安全管理担当者からは「人手では気づかない点のチェックもあった」と精度面の高評価も得ました。
トライアルの結果、西濃運輸国内全拠点、約1万台の導入計画を進めています。4月より順次導入を始め、6月には全188拠点での導入が完了する予定です。
今後の展望としてティーティスは、危険運転防止の取り組みに、まずはセイノー輸送グループ全体に「アクレス」を広め、事故のない、より安全な社会の実現を目指していきたいとコメントを残しています。
出典:PR TIMES
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