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ChatGPT連携議事録作成ツールおすすめ8選|導入効果や選び方を徹底解説!

最終更新日:2024/10/23

大規模言語モデル(LLM)の中心的存在であるChatGPTをはじめ、AIチャットツールの進化浸透は、各業務における効率化にも大きく貢献しています。ChatGPTが搭載された議事録作成ツールを活用することで、より簡単かつ効率的に議事録作成が可能です。

本記事では、ChatGPT連携議事録作成ツールのメリットや選び方、おすすめ製品について詳しく解説します。ChatGPTを活用して議事録作成の効率化を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ChatGPTについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
ChatGPTとは?使い方や始め方、日本語対応アプリでできることも紹介!

ChatGPT(チャットGPT)連携議事録作成ツールとは?

「ChatGPT連携議事録作成ツール」とは、会議中の発言を要約できるツールです。ChatGPTが持つ自然言語処理能力を用いて、多くの発言や情報が飛び交う会議の要点を抽出し、要約して議事録を作成します。

従来の議事録作成ツールでは、会議の内容を録音・録画し、後日聞き返しながら文字起こしを行う必要がありました。ChatGPTを搭載した議事録作成ツールを利用すれば、内容の聞き取りから文字起こし、文章作成までの作業を自動化でき、業務効率化が可能です。また、会議中の会話には、話し言葉特有の表現が含まれるため、すべて記録していると議事録が膨大になってしまいます。大量のテキスト情報から必要な情報のみを絞り込んでくれるChatGPTなら、議事録として適切な資料を短時間で作成できます。

ChatGPTは話し言葉も理解できるため、口語的な会話表現や繰り返しがあっても、必要な内容を議事録にふさわしい文章に変換してくれます。

ChatGPT連携議事録作成ツールの仕組み


ChatGPT連携議事録作成ツールは、音声認識AIによる音声読み取りと文字起こし、ChatGPTによる要約・議事録作成、といった仕組みで構築されています。具体的には、OpenAIによる音声認識モデル「Whisper」が会議中の音声から文字起こしを行い、ChatGPTがそのテキストの要約文を生成し会議議事録としてまとめる、という流れです。

Whisperの音声認識の正答率は約93.6%と高く、議事録のベースとなる音声情報を的確にヒアリングできます。そのためヒューマンエラーを回避し、会議の全体像を正しく捉えた文書作成を実現しています。

音声のテキスト化を行った後には、冗長表現の削除や表現の統一、調整といったテキストの前処理を行います。議事録作成において重要なこの作業を通して、ChatGPTが会議の主要なテーマと項目をより効率的に抽出してくれます。

ChatGPT連携議事録作成ツールの導入効果

ChatGPT連携議事録作成ツールを導入することで、議事録の作成業務を効率化でき、作成担当者の負担軽減が期待できます。また、会議の要点が適切な形式で記録されるため、議事録の目的である情報共有や意思決定の促進にもつながります。

ここでは、ツール導入によって得られる主な3つの効果について詳しく解説します。

議事録作成の効率化

ChatGPT連携議事録作成ツールを活用することで、議事録作成作業の効率化が可能です。 Whisperが会議中の発言音声を高精度で聞き取り、自動でテキスト化してくれるため、正確な情報が記録されます。

そして、ChatGPTが会議で共有された事実や、やり取りの内容、結論といった情報を自動で要約してくれます。そのため、会議に参加していない人も、結論に至るまでのプロセスを含めて理解できるような議事録が簡単に完成します。

なかには「誰・いつ・何を言った」といった情報を発言ごとに時系列にまとめる、情報として記録する必要のない音声を省略する、といった機能を備えたものもあり、議事録作業の短縮が可能です。

担当者の負担軽減

ChatGPT連携議事録作成ツールを使うことで、議事録を担当する人の作業負担が軽減されます。議事録を作成する上で必要な、音声の文字起こしと内容の要約、要点の抽出、文書としての調整といった一連の作業を、ツールが自動的に実行してくれます。

グローバルな職場や海外のクライアントとのミーティングなど、議事録を多言語に翻訳して共有する必要がある場合、担当者が翻訳作業も担っており、作業負担がさらに増えるでしょう。ChatGPTなら複数言語への機械翻訳も高い精度で実行可能であり、ツールを使うことで議事録のグローバル化をスムーズに行えます。

情報共有と意思決定の迅速化

ChatGPT連携議事録作成ツールにより、質の高い議事録が作成できるため、迅速な情報共有や意思決定をサポートすることが可能です。ツールを使って出力した文書は、そのままの状態で共有しても読む人が会議の流れを理解できます。

議事録を作成する重要な目的の1つが「不参加者への情報共有」です。参加できなかった人への情報共有が遅れると、業務効率化の低下や作業の抜け漏れが増える可能性がありますが、適切な状態で記録されたChatGPT作成の議事録があれば、再確認を促せます。また、ChatGPTの自然言語処理能力を活かし、会議の議論から行動項目を抽出し、議事録に落とし込むことが可能です。具体的なタスクや責任者、期限など、会議後の業務遂行において重要な情報をわかりやすく記録できるため、スピーディな意思決定が実現します。

ChatGPT連携議事録作成ツールの選び方

ChatGPTを搭載した議事録作成ツールは多数登場しています。活用シーンや目的に合わせて、最適なツールを選ぶためには、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 必要機能の有無
  • 誰でも使えるUI
  • 拡張性
  • AI活用コンサルティングの有無
  • 導入・運用サポートの有無
  • 導入・運用費用

各ポイントについて詳しく説明していきます。

必要機能の有無

ChatGPT連携議事録作成ツールには、多くの機能が搭載されています。製品によって使える機能は異なりますが、代表的なものには以下があります。

  • 自動文字起こし機能
  • 編集・データ出力機能
  • タスク抽出・管理機能
  • 多言語翻訳機能
  • リアルタイム翻訳機能
  • テンプレート機能
  • キーワード検索機能
  • 共同編集機能

議事録作成だけで十分という場合には、自動文字起こしや編集・データ出力機能のみでも作業の効率化に役立つでしょう。ツールの用途や活用シーンに応じて、必要な機能が備わっているか確認した上で導入することが大切です。

誰でも使えるUI

ChatGPT連携議事録作成ツールを導入する際には、誰でも操作できるものを選ぶことが大切です。さまざまな機能が備わったツールを新しく導入する際、使い方が複雑だと慣れるまでに時間や労力を要し、担当者の日常業務に支障を来たすことも考えられます。

また、Web会議システムとの一体型や連携型などで、ZoomやTeamsなど他のツールと連携する方法や設定が難しく、悩んでしまう場合もあります。ChatGPTをはじめとするAIチャットツールに不慣れな人も多い現時点では、専門知識がなくても簡単に使いこなせるものを選びましょう。

拡張性

将来的なツールの活用方法を見越して、拡張性についても確認しておくと良いでしょう。議事録作成ツール自体の変更や交換をすることなく、さまざまな機能や性能を必要なタイミングで追加、アップデートできればより利便性が高まり、効率的な情報共有や意思決定につながります。

AI性能の向上とともに、メーカー側で随時最新バージョンへ更新する場合もあれば、機能のカスタマイズに対応可能なものもあります。社内システムの状況などによっても変わるため、導入時によく検討する必要があるでしょう。

AI活用コンサルティングの有無

AI搭載ツールに馴染みが薄い場合には、AI活用コンサルティングの有無も確認しておくと安心です。AIを活用した課題解決を行うコンサルティングを通して、ChatGPT搭載議事録作成ツールだけでなく、他のサービスも含めて最適な導入を提案してもらえる可能性があります。

AI技術を活用した人事管理や業績管理など、AIを用いたシステムは多数登場しています。予算や工程などの希望条件にもよりますが、社内環境の一新を検討する場合には、AI活用コンサルティングがある企業に相談してみると良いでしょう。

導入・運用サポートの有無

ツールの導入や運用中に、不具合やトラブルが発生した場合でも、迅速なサポートを受けられるかどうか、サポート体制を確認しておきましょう。AIやITシステムに詳しい人材が不在でもスムーズに導入できるよう、手厚いサポートが付いた製品も少なくありません。

メールやオンラインチャット、電話などサポートの方法は運用企業や製品によって異なります。画面を共有しながら相談できるオンラインチャットなら、迅速な問題解決が期待できます。

導入・運用費用

ツールの品質や機能に加えて、価格面でも納得できる製品を選ぶことが大切です。ChatGPT連携議事録作成ツールの利用料金は非公開のものが多いですが、通常は初期費用と月額利用料金がかかります。

価格が高すぎる場合、担当者を決めて議事録を作成した方がコストを抑えられる可能性があります。月に何時間ほど会議があり、どのくらい議事録作成が必要かを事前に洗い出し、無駄なく使えるものを選びましょう。

議事録作成向けChatGPT連携ツールおすすめ8選

ここからは、議事録作成向けChatGPT連携ツールのおすすめを厳選してご紹介します。

各製品の特徴やおすすめの活用シーンなどについて解説しますので、ツール導入を検討する際に参考にしてください。

ログミーツ powered by GPT-3/4|株式会社時空テクノロジーズ

  • 専門知識ゼロでも簡単に始められるシンプルな操作性
  • オンライン・対面で高精度な文字起こしを実現
  • 全国200以上の地方自治体における導入実績あり

「ログミーツ powered by GPT-3/4」は、株式会社時空テクノロジーズによるAI議事録自動作成ツールです。使いやすさを重視しており、専用モバイル端末かアプリの録音ボタンを押すだけで録音と文字起こしを開始できます。

対面会議とオンライン会議いずれでも利用でき、少人数から30人前後までの大人数の会議でも、安定した録音と高精度なリアルタイム文字起こしが可能です。また、GPT3.5とGPT4により、会議内容の要約や分析、翻訳といった幅広い機能に対応しています。

1年前後で、全国200以上もの地方自治体に正式導入されており、実績のあるツールを選びたい場合にもおすすめです。

ログミーツ powered by GPT-3/4

YOMEL|アーニーMLG株式会社

  • インストール後すぐにワンクリック議事録作成が可能
  • 作業効率は20分→0〜3分へと大幅短縮に成功
  • リアルタイム要点抽出やQ&Aの自動抽出に対応

アーニーMLG株式会社が運営する「YOMEL」は、ChatGPTと連携した自動議事録AIアプリケーションです。インストール後、オンライン会議や対面会議での議事録作成をワンクリックで開始できます。以前は20分かかっていた作業が、約0〜3分まで削減され、大幅な時短に成功しています。

また、発言の中から重要な部分だけを絞り込んで転記するリアルタイム要約やQ&Aの自動抽出、キーワードのアラート通知など多彩な機能を備えています。

YOMEL

AI議事録取れる君|株式会社ALM

  • 業界初のAI自動要約機能を搭載した議事録作成サービス
  • 1時間の会議をわずか1分で要約可
  • 共同編集やチーム機能で情報漏えい防止

株式会社ALMによる「AI議事録取れる君」は、会議内容をリアルタイムで文字起こしできる議事録作成サービスです。国内最高峰レベルの超高精度AIを搭載し、全自動要約やリアルタイム文字起こしに対応しています。1時間の会議も1分前後で要約できるため、議事録作成の効率化が可能です。

その他にも、ZoomやMicrosoft Teamsとの連携、単語登録、共同編集など豊富な機能が利用できます。チーム機能で特定のメンバーのみ編集・閲覧できる環境を確立でき、社外秘情報や個人情報のセキュリティ対策も万全です。

AI議事録取れる君

EXPLAZA 生成AI Partner|株式会社エクスプラザ

  • ChatGPTをはじめとするLLM導入支援サービス
  • AI戦略の立案から開発・運用、オペレーションへの落とし込みまで支援可能
  • チャットボットなど追加機能パッケージも提供

株式会社エクスプラザが立ち上げた「EXPLAZA 生成AI Partner」は、ChatGPTを含むLLM(大規模言語モデル)の導入支援サービスです。AI戦略のコンサルティングから開発・運用、オペレーションへの落とし込みまで幅広く支援が可能です。

AI技術を活用した業務効率化やシステム開発、セキュリティ対策に対応。ChatGPTを活用した議事録作成に加えて、社内ナレッジポータルやカスタマーサポートにおけるチャットボットの構築なども依頼できます。

ビジネス経験の豊富なメンバーに、情報収集・活用方法検討のアドバイスや自社における戦略立案など、LLM活用に関する幅広い相談が可能です。

EXPLAZA 生成AI Partner

Prompt Agent|株式会社スニフアウト

  • 専門家によるGPTなどGenerative AIの導入を支援
  • 自社サービス組み込みや「LINE BOT」の作成にも対応
  • GPT導入支援コンサルティングも可能

株式会社スニフアウトが提供する「Prompt Agent(プロンプトエージェント)」は、GPTをはじめとするGenerative AIの導入支援サービスです。理学研究の経験豊富なコンサルタントが、生成系AIの組み込み実装やAPIの構築などのサポートを提供します。

自社サービスがある場合には、組み込み機能開発から実装フォローまでの一貫フォローも対応可能です。また、プロンプトエンジニアリングによりチューニングされた「LINE BOT」開発にも対応しています。

Prompt Agent

nMinutes|NDIソリューションズ株式会社

  • 会議データを数分でシンプルに要約
  • 手間いらずのシンプルな操作性
  • シンプル&リーズナブルな価格

NDIソリューションズ株式会社が提供する「nMinutes(エヌミニッツ)」は、WhisperとChatGPTを組み合わせて音声データの自動要約を実現する議事録支援ツールです。会議の録音から要約までを短時間で処理し、手間を大幅に削減します。

操作が簡単で、誰でもスムーズに利用できる点や、正確な要約が提供されるため、会議後の迅速な意思決定を支援します。

nMinutes

Calqtalk|株式会社KandaQuantum

  • 目次作成や詳細要約など会議やセミナー用機能が豊富
  • 高精度な文字起こしで正確な議事録を作成可能
  • ネクストアクション設定や目次サマリー機能で担当者の負担を軽減

「Calqtalk(カルクトーク)」は、株式会社KandaQuantumが手掛けるAI議事録作成ツールです。音声データの高精度文字起こしに加えて、目次やToDoリストの作成、詳細要約の作成など多彩な機能を備えています。

リアルタイム要約・文字起こし機能を使うことで、会議中から効率的に情報をまとめられるため、担当者の負担軽減が期待できます。また、決定事項まとめやネクストアクション機能を活用することで、議事録を見るだけで次に取るべき行動がわかり、業務効率化を促します。

ChatGPT活用支援|NOB DATA株式会社

  • サービス開発経験のプロの支援を提供
  • ChatGPTの活用検討アドバイスや相性の良い業務の紹介など幅広いサポートが可能
  • 最新ノウハウの共有により自走化を後押し

NOB DATA株式会社の「ChatGPT活用支援」は、経験豊富なプロからChatGPT活用に関する幅広いサポートが受けられるサービスです。ChatGPTの基礎理解から自社業務への活用まで、システム開発のプロの後押しを受けながら、ChatGPT活用による社内業務のDX化を効率的に実現できます。

ChatGPTの勉強会やアプリ企画・開発、相性の良い業務の紹介など幅広いサービスを提供しています。議事録作成だけでなく、自社サービスや社内組織におけるChatGPTの最適な活用方法を知りたい場合にも有用です。

ChatGPT連携議事録作成ツール まとめ

2023年にはコミュニケーションツールのSlackにも搭載されるなど、目覚ましい進化・発展を遂げるChatGPTを搭載した議事録作成ツールは、業務効率化や業務負担の軽減に貢献します。議事録作成ツールは多数登場していますが、なかには「無料トライアル版」を提供している製品もありますので、導入検討する際に利用してみるとよいでしょう。

アイスマイリーでは議事録作成向けChatGPT連携サービス比較と企業一覧をまとめているのでご興味がある方は是非ご確認ください。

議事録作成向けChatGPT連携のサービス比較と企業一覧

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