元スクエニCTOが語る、生成AI活用の近道とは?議事録作成AI「ログミーツ」で簡単DX
最終更新日:2024/10/09
2022年11月にChatGPTが登場して以来、「生成AI」への関心はますます高まっています。2023年の新語・流行語大賞でも、「生成AI」がランクインするほど、一般の人々にも認知されています。
関心はある一方で、「どのように活用できるのか分からない」とか「使いこなせる自信がない」といった理由から、そもそもChatGPTなどの生成AIを利用したことがない方も多いのではないでしょうか。しかし、今後、ビジネスや日常において「生成AI」が今以上に大きな役割を果たすことは間違いありません。
今回は、セガでゲームディレクター、スクウェア・エニックスではCTO/R&D部門長としてゲーム業界で活躍後、2019年より株式会社時空テクノロジーズのCEOを務める橋本 善久氏に、生成AI活用と議事録作成AI「ログミーツ」の関連性、そして今後の展望についてお話をお伺いしました。
ChatGPTの普及と課題。生成AIを活用するための第一歩とは?
――本日はよろしくお願いいたします。まず初めに、昨今の生成AIブームに関して橋本社長の見解をお伺いしたいです。
――橋本氏
2022年11月にChatGPTが登場してから約1年が経ち、生成AIへの注目はますます高まっています。技術の進化は止まることなく、生成AIは確かに人類全体に影響を与える要素です。
しかし、急速な技術の発展の中で、日常業務や生活に「生成AI」を取り入れるための「サービス化」の進展はまだ追いついておらず、生成AIについては知っているけれども、実際に利用した経験がない方も多いと思います。
一方で、既に企業で生成AIを導入したり、有料版のChatGPTを上手に活用している方もいますので、活用スキルの格差は広がりつつあると言っても過言ではありません
――ありがとうございます。確かに、生成AIに関するニュースや情報は日々多く入ってきてますが、積極的に活用ができている方は少数なのかもしれません。
――橋本氏
最近、生成AI活用セミナーなどで話をする機会がありますが、参加者の中にはChatGPTを実際に触ったことがない方が多くいらっしゃいます。
これはかなり大きな問題だと考えており、もし座学だけでスキルが身につくと考えている方がいらっしゃるなら、その考えを改めていただきたいです。
座学は知識を補完するための手段としては良いですが、スキルを身につけるには実際に触れることが大切です。
――実際に利用してみることが大切なのですね。生成AIの普及により、仕事の方法や内容はどのように変化すると予想されますか。
――橋本氏
仕事の方法や内容は確実に変化すると考えられます。ですが、現時点では技術的に可能でも「サービス化」「ツール化」が進んでおらず、置き換えられていない仕事が多数存在します。
そのため、生成AIを活用したサービス・ツールが普及することで、仕事を効率的に行える方もいますが、うまく使いこなせず仕事が困難になる方も出てくる可能性があります。
その時に備えて、今のうちから ChatGPT Plus(月額20ドルのChatGPTの有料サービスで、最新モデル「GPT-4」などを利用できる)に触れて、生成AIに慣れておくことが重要です。
300社以上の導入実績。ボタン1つで生成AI技術を簡単体験
――そんな中、御社が提供している議事録作成AI「ログミーツ」は、ChatGPTが連携されているサービスとして、早くから提供をされていた印象があります。
――橋本氏
音声の文字起こしサービスとしては、かなり早い段階からChatGPTを連携して実際に活用いただいています。
もともと「ログミーツ」は録音を行うだけでAIが自動で文字起こしを行う議事録作成ツールでしたが、ChatGPT技術を統合したことで、要約や内容の分析、英訳や面接評価、商談の分析、アクションリストの抽出など、多様な活用が可能になりました。
――実際に、今回のインタビューも「ログミーツ」を使用させていただいています。「AIアクション」ボタンを選択するだけで要約やQ&A作成ができるため、直感的な操作ができる点が非常に使いやすいと感じました。
――橋本氏
「ログミーツ」は知識ゼロから生成AIを業務で実用的に使える点も特徴です。誰もが使いやすいインターフェースで、議事録作成において「欲しい」機能をワンボタンで使用可能です。
先程、生成AIの利用に格差が広がりつつあると述べましたが、「ログミーツ」はボタン1つでChatGPT技術を活用できるため、サービスの利用における格差を埋める一助になると考えています。
また、元々用意している機能だけでなく、自由にプロンプトを入力できるため、他の用途でも柔軟に活用可能です。
――「ログミーツ」の導入事例や、活用事例がありましたら教えてください。
――橋本氏
上場企業・ベンチャー・官公庁・士業事務所・財団法人など多岐にわたるお客様に導入いただいており、その中でも自治体での導入事例が多く、正式契約は400を超えています。特に、長野県では2021年から実証実験を行っており、現在では全庁で導入いただいています。
企業においても、業種や組織規模を問わず幅広く活用されています。
――自治体だけでも400以上の導入実績があるのは驚きました。他社の議事録作成AIと比べて「ログミーツ」が選ばれている理由は何でしょうか。
――橋本氏
「ログミーツ」はスモールスタートでき、初日から成果を出すことができるため、DX、生成AI活用の成功体験を簡単に作ることができます。その点が、自治体・企業の導入担当者から支持されている理由の1つだと感じます。
また、セキュリティの観点からもプライバシーマークやISMS認証を取得しているため、組織内の承認を得る後押しになっています。
他にも、オフラインで使用できるモバイル端末がある点も評価されています。
――簡単な操作で生成AIが利用可能で、セキュリティ上の懸念も解消される点は非常に良いですね。
――橋本氏
さらに、当社は導入から活用までしっかり伴走を行う体制を取っています。この姿勢がサービス自体の信頼性を高め、「ログミーツ」の導入を望む担当者に好感を持っていただいています。
また、私は代表と同時に開発・設計マネージャーでもあり、実際に企業担当の方へヒアリングを行っています。ユーザーの声を素早く製品に反映することができるため、その点も喜んでいただいています。
――橋本社長自ら、ユーザーヒアリングを行っていることは驚きです。手軽にDXが実現できる「ログミーツ」ですが、そもそも議事録作成ツールを開発しようと思った理由についてもお伺いしたいです。
――橋本氏
当初、時空テクノロジーズは「時間と空間を超えたコミュニケーション改革」をテーマに、アバターを使用したウェブ会議ツールを提供していました。そのツールには「文字起こし」の機能もあり、この機能が好評だったことが開発の背景となっています。
また、私がセガやスクウェア・エニックスの開発部門でゲーム開発を行っていた経験も影響していると思います。ゲーム開発では「生産性」が非常に重要です。そのため、私たちは自分たちでツールを開発し、生産性の向上を図っていました。
「ログミーツ」もその延長線上にあり、日々の課題を解決できるツールがあれば、ユーザーの生産性や業務の満足度を向上させることができると考え、開発に至りました。
――従業員の生産性を向上させるツール開発を行っていた経験が今でも活きているのですね。私も今回「ログミーツ」を実際に使用してみて、要点抽出などにかかる工数が削減されたと感じます。
生成AI活用の近道は「ログミーツ」
「時空を超えたコミュニケーション」の実現へ
――最後に時空テクノロジーズの今後のビジョンについて教えてください。
――橋本氏
当社は、年齢や地域、言語、性別、国籍などの格差を緩和するため、「時空を超えた」コミュニケーションツールを提供し、人々を笑顔にしたいと考えています。その手段の一つとして、AIやVR/ARなどの最新技術があります。
ログミーツでは、2024年、2025年に向けて新機能を追加予定で、より進化した生成AI技術を体感することができます。
世の中でも、サポート化のスピードが追いついていくことで、仕事や日々の生活をケアしてくれるような生成AIアシスタントが普及し始め、生成AIはより一般的な存在になってくるでしょう。
今できることは、まずは実際にChatGPTなどを使って生成AIの活用に慣れていくことです。そのための入り口として、「ログミーツ」を活用してみて、成功体験を積んでください。無料トライアルも行っていますので、まずはお気軽にご連絡ください。
――ありがとうございました。今回は時空テクノロジーズ 代表取締役CEO 橋本 善久氏に、議事録作成AI「ログミーツ」、そして生成AIについてお話を伺ってきました。
生成AI技術は、これまでの働き方やコミュニケーションに革新をもたらします。時空テクノロジーズが提供する議事録作成AI「ログミーツ」もその一つで、「ログミーツ」を通じて生成AIの魅力を知ることで、ビジネスや生活の変革が可能です。
今後、生成AIの活用が一般的なものになっていく中で、まずは「ログミーツ」を通じてAI活用の成功体験を積むことが、皆さんの新たなビジネスや生活のパートナーとしてのAIを活かす一歩となるでしょう。「ログミーツ」は無料トライアルも実施しています。ぜひ手に取って体験してみてください。
ログミーツ 無料トライアルはこちら
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