生成AI
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最終更新日:2024/11/07
柏市教育委員会は、株式会社ZIAIの生成AI「悩みチャット相談システム」を活用して、児童の悩みを早期に発見・解決するモデル実証を開始したと発表しました。
このニュースのポイント
柏市教育委員会は、株式会社ZIAIの生成AI「悩みチャット相談システム」を活用して、児童生徒の悩みを早期に発見・解決するモデル実証を開始したと発表しました。実施期間は2024年10月21日から12月27日までで、パイロット校として選ばれた柏市内の小学校と中学校に「悩みチャット相談システム」を導入し、小学5年生から中学3年生を対象にその有効性を検証します。
令和4年の日本におけるいじめ認知件数は過去最多の68万1948件で、不登校や児童虐待も増加傾向にあります。不登校生徒の調査では、相談をしなかった生徒が多く、悩みを抱える生徒が学校で孤立していることが示唆されています。
現状、スクールカウンセラーの配置は進んでいるものの、その業務負担は大きく、生徒のニーズに応えるのが難しい状況です。そのため、教員の負担を増やさずに生徒が悩みを相談しやすい環境を整えることが、早期発見や予防につながるとされています。
「悩みチャット相談システム」は、生徒の悩みを聞き共感することでストレスを軽減し、必要に応じて教員やカウンセラーが対応します。また、いじめや不登校、児童虐待、ひきこもりなどの問題に対処するために24時間相談できる体制を整えます。
すでに高校では実証が進んでおり、、学校改善や不登校・自殺予防の事例が生まれています。今回のモデル実証で有効性を検証し、より良い傾聴体験への改善を目指します。
出典:PR TIMES
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