横須賀市がChatGPT導入実証結果を発表、今後本格導入へ
最終更新日:2023/12/04
横須賀市は、ChatGPTの全庁的な活用実証の結果と、今後の展開について発表しました。
このAIニュースのポイント
- 利用者ヒアリングの結果、約8割の職員が「仕事の効率が上がる」「利用を継続したい」と回答するなど、業務短縮効果が認められた
- 今後は本格実装に向け、最新版のChatGPT-4の導入や、AI戦略アドバイザーの配置などを計画
- 蓄積したノウハウは、他自治体への研修などを通じて積極的に提供し、自治体における生成AIの適切な活用促進や、市民サービスの向上に役立てる
横須賀市は、4月20日から実施していたChatGPTの全庁的な活用実証の結果と、今後の展開について発表しました。
利用者ヒアリングの結果、約8割の職員が「仕事の効率が上がる」「利用を継続したい」と回答するなど、業務短縮効果が認められました。
この結果を踏まえて、横須賀市はChatGPTを本格実装するとともに、今後はより高度な文章生成や対話の能力があるChatGPT-4の導入を予定しており、生成AIの新たな活用に取り組みます。
また新たに、THE GUILD代表、note株式会社CXOの深津貴之氏をAI戦略アドバイザーに迎え「GPT活用スキル強化プログラム」を導入予定です。このプログラムと並行し、市役所内での新たな活用事例を横展開するため、職員を対象としたプロンプトコンテストを実施し、更なる活用スキル向上を図ります。
横須賀市では、この実証で蓄積したノウハウを講演会などで積極的に公開していますが、今後より深くその本質を伝えるために導入から活用までのノウハウをパッケージ化し、他自治体への研修などを企画しています。
横須賀市は「生成AI開国の地として、今後も自治体における生成AIの適切な活用促進に貢献し、市民サービスの向上に役立てます」とコメントしています。
出典:横須賀市
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