自治体初!横須賀市役所でChatGPTの全庁的な活用実証を開始へ
最終更新日:2023/04/21
横須賀市役所は自治体で初めて「ChatGPT」の全庁的な活用実証を行います。
このAIニュースのポイント
- ChatGPTは、自然言語処理技術を活用したシステムで、文章生成や翻訳、文章の要約などが可能
- 横須賀市では、自治体専用ビジネスチャットツールにChatGPTのAPI機能を連携させて活用
- ChatGPTへの入力情報が二次利用されない方式で使用、また機密情報や個人情報は取り扱わない運用を徹底して利用を進める
横須賀市役所は、自治体で初めて「ChatGPT」の全庁的な活用実証を行うと発表しました。
ChatGPTは、OpenAI社が自然言語処理技術を活用して開発したAIで、AIと会話をしながら質問に答えたり、文章作成や翻訳、文章の翻訳などが可能です。
今回横須賀市は、トラストバンク社が提供する自治体専用ビジネスチャットツール「LoGoチャット」にChatGPTのAPI機能を連携させました。これにより「文章作成」「文章要約」「誤字脱字のチェック」や「アイデアの創出」などに活用することができます。横須賀市は、業務の効率化を図るとともに広く職員が活用していくことで、さらなるユースケースの創出を期待しています。
またChatGPTの使用において、横須賀市では入力情報が二次利用されない方式で使用し、機密情報や個人情報を取り扱わない運用をすることで情報の安全な取り扱いを徹底します。
横須賀市は「私たちは、スマートシティ推進方針や横須賀市デジタル・ガバメント推進方針に基づいて積極的にテクノロジーを活用し、さまざまな業務の効率化、効果的な実施を図っていきます。それにより、人だからこそできる仕事に注力することで、市民の幸福を実現する取り組みを進めていきます」とコメントしています。
出典:横須賀市
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