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動画生成AIとは?商用利用上の注意点からおすすめアプリ12選まで紹介

最終更新日:2024/08/26

新しい商品とサービスの販売促進のため動画を短期間でたくさん作りたいけど、予算や時間が足りず頭を抱えている人はいませんか?

人間には五感で感じた情報を脳の中で「整理」「理解」「記憶」する能力の認知特性が備わっており、見た情報を処理するのが得意な「視覚優位」、読んだ情報を処理するのが得意な「言語優位」、聞いた情報を処理するのが得意な「聴覚優位」の3種類に分けられます。

視覚優位の人には動画、言語優位の人には記事、聴覚優位の人には音声で伝えるのが理解しやすいため、視覚優位の人に商品やサービスを売るなら動画でそのメリットや良さを説明すると理解してもらいやすくなります。

この記事では、情報を整理して素早く伝えるのに役立つ動画生成AIについて、商用利用上の注意点からおすすめアプリまで詳しくご紹介します。

動画生成AIとは?

動画生成AIとは、ユーザーが入力したテキストや音声などの情報から新たな動画を自動生成できるAIのことです。

2024年2月15日に、ChatGPTを開発しているOpenAIがテキストや画像を入力することで最長1分の動画を生成できる「Sora」を発表し、話題となりました。

今まではもっと短い動画しか生成できなかったり、不自然な動きが指摘されたりすることもあった動画生成AIですが、Soraの登場をきっかけに更なる進捗が期待されているのです。

動画生成AIについて詳しく知る前に、生成AIについても知っておきたい人は次の記事もご覧ください。
参考:生成AI(ジェネレーティブAIとは?使い方・種類・仕組み・活用事例を解説

動画生成AIを商用利用する上での注意点

動画生成AIを商用利用できる上で注意したいことは次の3つです。

  • 商用利用できるかどうかはアプリによって異なる
  • 無料プラン、有料プランで商用利用への対応が分かれる場合もある
  • どこに商用利用の可否が記載してあるかはアプリによって異なる

商用利用の可否が記載しているページはどこかということですが、例えば料金ページに記載してある場合は、料金プランによる機能の違いの1つとして商用利用の可否が書かれていることが多いので、内容をよく確認するようにしましょう。

動画生成AIでおすすめのアプリとは?

動画生成AIの中で、ビジネスシーンでの利用におすすめのアプリを12個ご紹介します。

AI名 特徴 料金 できること 公式ホームページ
Haiper ・テキストや画像から動画を作る ・無料(有料プランもあり) ・スマホアプリで動画を生成する Haiper公式ホームページ
Viggle ・まだβ版しかリリースされてない ・無料 ・Discordのアプリを使ってスマホで利用する Viggle公式ホームページ
Vrew ・テキストから動画や字幕を生成できるAI動画編集ツール 有料 ・AI音声で動画を作る Vrew公式ホームページ
Dream Machine ・テキストや画像から高品質でリアルな動画を高速で作成できる動画生成AI 有料 ・動画素材を高速で生成できる Dream Machine公式ホームページ
Runway Gen-2 ・英語のテキストや画像から動画を生成できる動画生成AI 有料 ・1~2分で素早く動画を生成できる Runway Gen-2公式ホームページ
Pika ・テキストや画像、動画から動画を生成できる動画生成AI 有料 ・動画編集ができる Pika公式ホームページ
Canva ・AIを用いたオンラインデザインツール 有料 ・ハイライトにAIが搭載されているため動画の最高の瞬間を数秒で特定できる Canva「動画編集」
immersity AI ・画像や動画を3Dに変換できるツール 有料 ・Photoshopでimmersity AIを使用できる immersity AI公式ホームページ
HeyGen ・AIアバター動画を作成して商用利用もできる 有料 ・40の言語に対応できる HeyGen公式ホームページ
Pictory ・文章から音声や映像、音楽を備えた動画を作成 有料 ・最大20人のチームメンバーと共同で作業できる Pictory公式ホームページ
Lumen5 ・文章や音声ファイル、既存の動画などから動画を作成 有料 ・Zoomの録画ファイルの音声から動画を生成できる Lumen5公式ホームページ
D-ID ・アバター動画を生成できる動画生成AI 有料 ・アバターによるテキスト読み上げができる D-ID公式ホームページ

無料の動画生成AI

無料で使えるおすすめの動画生成AIは次の2つです。

  • Haiper
  • Viggle

Haiper

Haiperは、テキストから画像や動画を作ることができ、まずは無料で試せるのが特徴的な動画生成AIです。

Haiperでできることは以下の通りです。

  • テキストや画像から動画を生成する
  • スマホアプリで動画を生成する
  • 生成した動画を商用利用する(有料プランのみ)

Haiperはまずお試しで動画生成AIを手軽に導入し、自分のしたいことができるかを確認してから本格的に使い始めたい人におすすめです。
参考:Haiper公式ホームページ

Viggle

Viggleはテキストや画像からアニメーションを生成できる動画生成AIで、2024年6月現在まだβ版しかリリースされていないので、商用利用に関する規定はない状態です。

Viggleでできることは以下の通りです。

  • テキストや画像からのアニメーション生成
  • Disdordのアプリを使ってスマホで利用する
  • 豊富なテンプレートから選んで動画生成できる

Viggleはテンプレートを用いてスマホで手軽に動画生成を試してみたい人におすすめです。
参考:Viggle公式ホームページ

有料の動画生成AI

有料のおすすめ動画生成AIは以下の10個です。

  • Vrew
  • Dream Machine
  • Runway Gen-2
  • Pika
  • Canva
  • immersity AI
  • HeyGen
  • Pictory
  • Lumen5
  • D-ID

Vrew

Vrewはテキストから動画や字幕を生成できるAI動画編集ツールで、商用利用可能な無料の画像や動画、BGMなどから選んで動画を編集できるのが特徴的です。

Vrewでできることは以下の通りです。

  • テキストから動画を生成する
  • AI音声分析で自動字幕を作る
  • AI音声で動画を作る

Vrewはテキストベースで動画のアイデアができあがっているけれど、編集技術にはあまり自信がない人におすすめです。
参考:Vrew公式ホームページ

Dream Machine

Dream Machineは、テキストや画像から高品質でリアルな動画を高速で作成できる動画生成AIで、120フレーム(24fps×5秒)の動画を素早く生成できるのかが特徴的です。

Dream Machineでできることは以下の通りです。

  • テキストと画像から動画を生成する
  • 動画素材を高速で生成できる
  • スマホで使える

Dream Machineは高品質な動画素材をまとめて作成しておきたい人におすすめです。
参考:Dream Machine公式ホームページ

Runway Gen-2

Runway Gen-2は英語のテキスト、画像から動画を生成することができる動画生成AIで、規定はあるものの無料でも有料でも商用利用可能なのが特徴的です。

Runway Gen-2でできることは以下の通りです。

  • 英語のテキストから動画を生成できる
  • 無料でも利用できる
  • 1~2分で素早く動画を生成できる

詳細な操作方法を知りたい方は、次の記事もご覧ください。
参考:Gen-2とは?Gen-1との違いから使い方までを詳しく解説

Runway Gen-2は英語が得意で動画生成も英語を使って進めたい人におすすめです。
参考:Runway Gen-2公式ホームページ

Pika

Pikaとはテキスト・画像・動画から動画を生成し、上位プランでは商用利用可能も可能な動画生成AIで、生成した動画の編集もできるのが特徴的です。

Pikaでできることは以下の通りです。

  • テキスト、画像、動画からの動画生成
  • 英語テキストからの動画生成
  • 動画編集

Pikaは動画生成から編集までを同じアプリで一括で行いたい人におすすめです。
参考:Pika公式ホームページ

Canva

CanvaはAIを用いたオンラインデザインツールで、動画編集機能にはAIを用いた動画生成機能がついているのが特徴的です。

Canvaでできることは以下の通りです。

  • AIを活用して動画を作成
  • ハイライトにAIが搭載されているので動画の最高の瞬間を数秒で特定できる
  • 動画生成AIでアイデアをすぐ形にできる

Canvaはデザインの仕事に動画生成を含めたAIを活用したい人におすすめです。
参考:Canva「動画編集」

immersity AI

immersity AIとは画像や動画を3Dに変換することのできるツールで、平面である画像や動画を立体的な表現へと変えられるのが特徴的です。

immersity AIでできることは以下の通りです。

  • 2Dから3Dへのモーション、動画、画像が作れる
  • immersity AIからBlenderに深度マップのインポートができる
  • Photoshopでimmersity AIを使用できる

immersity AIは、他のアプリとも連携して3Dのクリエイティブを作成したい人におすすめです。
参考:immersity AI公式ホームページ

HeyGen

HeyGenはAIアバター動画を作成して商用利用もできる動画生成AIで、テンプレートを用いた作成・0からの作成両方に対応しているのが特徴的です。

HeyGenでできることは以下の通りです。

  • アバターを作成するかテンプレートから選択する
  • 音声を作成するかテンプレートから選択する
  • 40の言語に対応できる

HeyGenはアバターを簡単な手順で作成し、動画を用いたい人におすすめです。
参考:HeyGen公式ホームページ

Pictory

Pictoryは動画編集の経験がない人でも文章から音声・映像・音楽を備えた動画が作成できる動画生成AIです。

Pictoryでできることは以下の通りです。

  • ブログからの動画生成
  • 長編動画からハイライトを抽出して短編動画にまとめる
  • 1つのTeamsワークスペースで最大20人のチームメンバーと共同作業できる

Pictoryは部署全員の人全員が協力して動画を制作したい時におすすめです。
参考:Pictory公式ホームページ

Lumen5

Lumen5は文章・音声ファイル・既存の動画などから動画を作り商用利用もできる動画生成AIで、直感的でわかりやすいユーザーインターフェースを持っているのが特徴的です。

Lumen5でできることは以下の通りです。

  • ZOOMの録画ファイルの音声から動画を生成できる
  • メディアライブラリを動作制作に活用できる
  • 簡単な操作で動画を生成できる

Lumen5は新しいPCツールの操作を覚えるのは苦手だけど、動画を生成してみたい人におすすめです。
参考:Lumen5公式ホームページ

D-ID

D-IDとはアバター動画を生成できる動画生成AIで、動画の編集・管理までできるのが特徴的です。

D-IDでできることは以下の通りです。

  • アバター動画の生成・編集・管理
  • 人間をモデルにしたアバターによるテキスト読み上げ
  • テキスト変換

D-IDは人件費や時間をなるべくかけずに動画を生成したい人におすすめです。
参考:D-ID公式ホームページ

まとめ

動画生成AIとは、ユーザーが入力したテキストや音声などの情報から新たな動画を自動生成できるAIのことで、アバター生成や動画編集などその機能が少しずつ増えているのが特徴的だと言えるでしょう。

この記事も参考にして、自社に合った動画生成AIを選び仕事に活用してみてください。

また、生成AIのサービス比較と企業一覧を下記にて無料でご請求いただけます。自社での生成AIツール活用を検討する際にぜひご利用ください。

生成AIのサービス比較と企業一覧

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