AIで混雑回避サービス展開のバカン 都と連携し、区内トイレの設備・満空情報を可視化するサービスを開始
最終更新日:2024/03/11
バカンは、11月1日(火)より、トイレの位置や設備、満空情報をマップ上に表示させる取り組みを渋谷区で開始します。
このAIニュースのポイント
- スマートフォンなどから地図上でトイレの位置や満空・設備情報を見られるサービス「トイレマップ」を作成し、トイレに困らない社会の実現を目的としたもの
- 庁舎といった自治体施設や民間施設を含む、区内105施設1,221個室のトイレ情報を確認できる
- 車椅子の方がバリアフリートイレを探したり、お子様をお持ちの方はおむつ台のあるトイレを探すといったことが可能になる
株式会社バカンは、11月1日(火)より、生活インフラであるトイレの位置や設備、満空情報をマップ上に表示させる取り組みを渋谷区で開始します。なお、この取り組みは「東京データプラットフォーム ケーススタディ事業」の一環です。
この取り組みは、誰もが手元のスマートフォンなどから手軽に地図上でトイレの位置や満空・設備情報を見られるサービス「トイレマップ」を作成することで、トイレに困らない社会の実現を目的としています。東京都がもつパブリックな施設や渋谷区の商業施設のトイレ設備データと、バカンが設置するセンサーから取得されるデータや利用者が入力するデータなどを組み合わせることで、誰もが利用できる「トイレマップ」を作ることができます。
マップ内では、庁舎といった自治体施設や民間施設を含む、区内105施設1,221個室のトイレ情報を確認できます。
トイレマップは、バリアフリートイレなど満空情報のニーズが高い場所では、トイレ向け空き情報可視化IoTサービス「バカン スローン」を活用することで、リアルタイムの混雑情報を検知し発信します。また利用ユーザー自身でも、トイレの設備情報などをフィードバックできる仕組みを構築することで、自治体・企業・住民がサービスの改善、向上に参加し、継続的にアップデートできる仕様となっています。ユーザー参加型にすることで設備情報の正確性の維持を図ると共に、公共トイレの自分事化を促し、他の利用者への思いやり”による快適なトイレ環境の実現といった効果も期待できます。
トイレマップの構築により、車椅子の方がバリアフリートイレを探したり、お子様をお持ちの方はおむつ台のあるトイレを探すといったことが可能となります。全国6,000箇所以上のトイレへのサービス導入で得たノウハウや、独自の特許技術なども活かすことで、旅行者や高齢者、障害者などを含め多様な方が安心かつ快適に利用できるトイレ環境の実現を目指します。
渋谷区の担当者は「そこのトイレにどんな機能があるのか、今空いているのかという情報は、障がいのある方、お子様連れの方、高齢の方には必要な情報です。そしてそれが簡単に分かる街は、誰でも気軽に訪問できる街になると思います。バカンのトイレマップにより、渋谷がより気軽に行ける街になる事を期待しています。」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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