生成AI
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最終更新日:2022/08/08
unerryと三菱食品が業務提携し、小売・食品メーカーに向けたリテールメディアプラットフォームを共同で推進することを発表しました。
このAIニュースのポイント
株式会社unerryと三菱食品株式会社は業務提携に関する覚書を締結。両社のビッグデータを掛け合わせることで、リアルとデジタルを横断し、最適な情報を届けるリテールメディアプラットフォームを共同で推進することを発表しました。
従来、小売の広告はマス広告を起点に店頭購買に繋げるという前提で設計されていました。しかし、生活者の行動や価値観が大きく変化し、情報接触頻度や媒体も多様化する中、「購買」を起点に消費者接点を作り情報配信をする「リテールメディア」への業界ニーズが高まってきています。
その実現のためには、これまで分断されていた、主にメーカーがプロモーション実施時に得る「メディア配信関連データ」と小売業様が保有する「購買 / 店内データ」を統合・分析。一気通貫した消費者コミュニケーションを創ることが重要となります。
unerryは、GPSおよびビーコン技術によりスマートフォンアプリから取得する月間300億件超の人流データを網羅的、かつ安全にプラットフォーム上に収集。そのデータをAI解析することで、小売企業の来店計測や商圏・ショッパー分析、店舗集客、メーカーの商品販促などを支援してきました。
三菱食品は、小売業3,000社・メーカー6,500社との取り引きを通じて得られる出荷・生活者データと、小売業へのサポートを通じて得られる深い生活者理解や店頭づくりの提案力に強みを持っている企業です。
これまでもunerryと三菱食品は2社の強みを活かした提案を行っていましたが、提携によってさらなる連携強化を図っています。両社のデータや小売業・食品メーカー・生活者との接点を掛け合わせることで、生活者に最適な場所で最適な情報を届けられるプラットフォームを共同で推進する体制が整いました。
今回リリースされたプラットフォームでは、両社のビッグデータを掛け合わせることで、生活者の嗜好や行動パターンに応じた独自に分類。効果的なデジタル広告配信を実現しています。これにより、認知から購買までを一気通貫で捉え、広告・販促戦略の最適化を可能にするメディアミックスモデルを共同で構築できるようになりました。さらに、小売業のデータを掛け合わせることにより、精度の高いPDCAを実現可能です。
業務提携に伴い、両社は三菱食品子会社のリテイルメディアが展開する全国約140チェーンに導入されている店頭サイネージプラットフォームとも連携。連携によって店外から店内に至る様々なデジタルメディアや売り場を有機的に繋ぐことで、生活者とのタッチポイントを増やし、広告・販促効果の最適化・最大化を図る複合的なサービスの提供を予定しています。
よりユーザーとの距離を近づけたいと考えている小売店・食品メーカーの方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
出典:PR TIMES
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