名古屋大学発AIベンチャー「トライエッティング」累計調達額約9.6億円へ
最終更新日:2023/09/12
名古屋大学発AIベンチャーのトライエッティングが第三者割当増資により約2.5億円の資金調達を実施し、累計調達額が約9.6億円となりました。
このAIニュースのポイント
- 名古屋大学発AIベンチャーであるトライエッティングが累計調達額が約9.6億円に
- 同社提供の「UMWELT」はノーコード予測AIで、専門知識不要で利用可能。食品ロス削減や在庫最適化など幅広く活用
- 自動シフト作成AI「HRBEST」の開発も行い、労働力確保と業務効率化に貢献。日本社会の課題にアプローチ
名古屋大学発のAIベンチャー、株式会社トライエッティングはシリーズBエクステンションラウンドとして、豊田合成株式会社をはじめとする既存株主が引受先の第三者割当増資により約2.5億円の資金調達を行い、累計調達額が約9.6億円に達しました。
トライエッティング提供の「UMWELT」は、AI技術を用いたノーコード予測AIであり、食品ロスの削減に向けて必要な在庫を正確に予測し、効率的に運営を行うことができます。AI技術の導入には開発期間やコストがネックとなっていますが、その課題を解決するために開発されました。このシステムは専門的な知識がなくてもさまざまな数量を予測でき、さらにExcelデータと連携させることで、CSVデータをAI化することが可能です。
トライエッティングの製品は、さまざまな業界で活用されており、飲食業、製造業、不動産業、物流業など、幅広い領域で導入事例が存在します。例えば、飲食店の運営に関わる企業はUMWELTを活用して、製品の需要や必要な在庫を正確に予測し、食品ロスを削減する取り組みを行っています。また、製造業の企業は在庫の稼働率の向上や、余剰在庫を削減するために同社の製品を活用しています。
これらの取り組みは、社会課題へのアプローチとしても高く評価されており、SDGsに向けた取り組みとして注目されています。余剰在庫や機会損失などの課題に対処し、労働人口の減少に伴う影響にも対処するため、トライエッティングは調達した資金を事業拡大に活用し、多くの企業と共に課題解決に取り組んでいくと述べています。
また、資金調達に参加した投資家の豊田合成株式会社の山野直樹氏は、UMWELTを活用してAIを身近に感じられると述べ、トライエッティングとの協力を強調しました。トライエッティングの長江祐樹CEOも、社会課題に取り組む姿勢を強調し、今後も安定的な価値提供を続ける意向を示しています。
出典:PR TIMES
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