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最終更新日:2024/01/05
東北大学は、業務の効率化や高度化を実現するため、「ChatGPT」の導入を発表しました。
このAIニュースのポイント
東北大学は、業務の効率化や高度化を実現するため、全国大学に先駆けてOpenAIが開発するAIチャットサービス「ChatGPT」の導入を発表しました。ChatGPTは、人工知能技術を活用した自然言語処理システムで、自然な文章での会話が可能です。近年では、情報収集やカスタマーサポートなど、さまざまな場面で活用されており、その効果が高く評価されています。
東北大学ではこれまで、国立大学法人で初となる全学多言語対応チャットボットの導入、手続きのオンライン化や電子決裁システム化、テレワークおよびフレックスタイム制度の導入などを先導し、業務の効率化と高度化を実現してきました。
ChatGPT導入により、これまでの実績・成果と組み合わせることで更にDXを加速させます。今までDXに馴染まなかった報告書やニュース原案作成など、クリエイティブな業務分野にも ChatGPTを活用するとともに、既にRPAやノーコード・ローコードツールなどの DXツールを活用してDXを推進している業務についてもChatGPTを組み合わせることで、より一層の効率化、高度化を図ります。
今回導入したサービスには、個人情報等の誤送信防止・保護機能が実装されているため、情報の取り扱いには安全性を確保しています。さらに東北大学では、ChatGPTへの入力情報が二次利用されない方式で使用し、機密情報や個人情報は取り扱わないことを徹底します。
今後のスケジュールについて、東北大学は「サービス導入の初期段階では事務職員を対象に、業務のDXに応用・展開を開始します。学内運用・サポート体制について整備しつつ、教育・研究への応用展開も視野に活用を促進する予定です」とコメントしています。
出典:東北大学
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