生成AI

最終更新日:2025/03/06
京都銀行は、PKSHA Workplaceと協力し、「PKSHA Chatbot」にAIのドキュメント検索・回答生成機能を導入しました。
このニュースのポイント
株式会社京都銀行は、株式会社PKSHA Technologyのグループ会社である株式会社PKSHA Workplaceと協力し、生成AIを活用したドキュメント検索機能・回答生成機能を「PKSHA Chatbot」に導入しました。この機能により、約1,000件の規程やマニュアルからの検索・自動回答が可能となり、年間8,000時間の対応工数を削減できる見込みです。
京都銀行では、行内における各種手続き等に関する問い合わせが多く発生しており、チャットボット窓口にも1日平均400件程度の照会がありました。これまでAI チャットボットを活用して問い合わせの自動化を進めていましたが、FAQ登録業務が人的対応となっており、業務負荷がかかっている点が課題に挙がっていました。
この問題を解決するため、規程やマニュアルからAIが自動で回答を検索・生成するドキュメント検索機能の導入を決定しました。実証実験を経て、精度検証を行った結果、86%の検索精度を達成し、行員の9割が導入を希望するなど、高い効果が期待されたことから本導入に至っています。
今回の検証結果を受け、京都銀行の野田氏は「今後も段階的に導入を拡大し、さらなる問い合わせ対応の効率化を図っていく」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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