【国内最大規模】東京電力が風力発電170基をAIドローンで点検!
最終更新日:2022/08/08
風力発電国内NO.1のユーラスエナジーと昨年米国ドローン点検SkySpecs社と独占契約を締結した東京電力ベンチャーズは、170基の風力ドロ―ン点検を実施。経年化が進む中で両社は保守管理業務のデジタル化を通じ、風車損傷の早期発見を目指します。
このニュースのポイント
- ユーラスエナジーと東京電力ベンチャーズは、170基の風力ドロ―ン点検を実施
- 国内陸上風力の耐用年数は約20年で経年化が進んでいる
- 6万基以上の点検データを学習したAIで風車損傷の早期発見を目指す
株式会社ユーラステクニカルサービスと東京電力ベンチャーズ株式会社は、国内最大規模となる170基の風力発電設備のドローン点検を実施します。
国内での風力・太陽光発電所の安定操業を担うユーラステクニカルサービスは、風力発電設備の大規模化や洋上への進出など、さらなる拡大が期待される風力発電設備の保守管理において、集中監視システムの導入や、ドローンを含めた最新の点検ソリューションの検討など、先進的な取り組みを展開しています。
国内における陸上風力設備の耐用年数は約20年と言われています。経年化が進んでいく状況下、再生可能エネルギーの安定的な利用のためには、風車ブレード損傷の早期発見の重要性が増しています。従来はブレードの点検を人の手によって実施してきましたが、点検の精度が一定でないことや、点検に時間を要すること、また高所作業による安全面も含めた課題を抱えていました。
ユーラス北野沢ウインドファームでの点検の様子(青森県)
これらの課題に対処するために、2019年より複数社のドローンによるブレード点検サービスを比較検討した結果、高い優位性を持ったSkySpecs社の採用を決定。2021年度、同社が運転・保守管理を行っている国内の発電所のうち、13の発電所、総計170基で運用します。
東京電力ベンチャーズは、風力発電設備の保守管理ソリューションの世界的リーダーであるSkySpecs社と独占アライアンスを締結しています。
SkySpecs社によるドローン点検サービスは、自律制御により自動運転で安定した精度の画像を取得できます。1基あたり15分で画像取得でき、短期間での点検が可能。1基あたりの点検に伴う風車設備停止時間削減のため、費用対効果に優れています。また、6万基以上の風力発電設備の過去の点検データにより、優れた損傷検知能力を誇ります。
ユーラステクニカルサービスと東京電力ベンチャーズは保守管理業務のデジタル化を通じ、再生可能エネルギーの安定的利用拡大を目指します。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら