生成AI
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最終更新日:2024/02/08
先週7月18日~19日かけて芝公園の「ザ・プリンス パークタワー東京」にて開催されたSoftBank World2019。超満員となった展示会場の様子をAI・人工知能関連のブースに絞ってレポートします。
会場入口付近にブースをかまえていたのは、ソフトバンクの子会社である日本コンピュータビジョン。技術パートナーである香港のSenseTime Group Limitedの協力の下、顔認識による自動受付を展示。システムに自身の顔を登録することで自動ドアが瞬時に開くということで私も試させていただいた。これまで試させてもらったどのサービスよりも反応が早く、認識速度に強みを持っているとのこと。今後の国内の導入が楽しみだ。
顔認識後、自動ドアは1秒かからずに開錠
セールスフォースのブースは会場出口付近に設置されており、多くの人だかりが。企業内のすべてのサービスチームを1つのCRMプラットフォームで繋ぎ、AIを活用して業務効率化の改善を図ることができるAIサービス「Einstein」。Einsteinには営業向けの「Sales Cloud Einstein」、マーケティングオートメーションツールである「Pardot Einstein」、「Marketing Cloud Einstein」、ディープラーニングによる画像認識モデルを構築する「Einstein Vision」、分析や予測を専門とする「Einstein Analytics」、カスタマーサポート業務向けの「Einstein for Service」があります。どの分野、どのカテゴリでも顧客データをもとにAIサービス「Einstein」を通して生産性を向上できるところが強いです。まさにAIサービスのプラットフォームです。
コールセンター・コンタクトセンター向けに提供しているソリューション「AI Contact Center」。電話やメール、チャットなど多様化するチャネルに対する顧客体験価値の向上、顧客の声分析から新サービスの提供や応対品質の向上、コスト削減や業務効率化などを目的に、多くのコンタクトセンターで利活用が進んでいる。このソリューション「AI Contact Center」を活用すればチャットの自動対応や有人対応はもちろん、ナレッジ検索サービスや、音声認識を活用した通話内容のチェック、自動要約や分類サービスまで提供してもらうことができるトータルのAIコールセンターパッケージです。コールセンター向けのAI活用はエス・アンド・アイ社で。
この他にもMicrosoftのAzureやIBM Watson、Google Cloudなど大手企業の最新AIプロダクトの展示や5G、IoT関連のプロダクトも多く、大盛況の開催となった。
SoftBank World 2019
主催:ソフトバンク株式会社
会期:2019/7/18(木) 〜 7/19(金)
会場:ザ・プリンス パークタワー東京
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