ソフトバンクグループとOpenAI、合弁会社「SB OAI Japan株式会社」を設立

最終更新日:2025/11/07

SB OAI Japan 設立

ソフトバンクグループとOpenAIは、合弁会社「SB OAI Japan」を発足したことを発表しました。AIで企業の変革を推進するAIソリューション「クリスタル・インテリジェンス（CRYSTAL Intelligence）」を目的としています。

このニュースのポイント

ソフトバンクグループとOpenAIが、合弁会社「SB OAI Japan株式会社」を設立
「クリスタル・インテリジェンス（CRYSTAL Intelligence）」を2026年に日本で独占展開予定
「SB OAI Japan」が、導入から活用までを包括的に支援

ソフトバンク株式会社およびソフトバンクグループ株式会社と米OpenAI Group PBCは、2025年11月5日付で合弁会社「SB OAI Japan株式会社」を設立したことを発表しました。

「SB OAI Japan」は、OpenAIの先進的なAI技術を活用し、エンタープライズ向けの最新プロダクトと日本市場向けの導入支援・運用サポートを組み合わせたAIソリューション「クリスタル・インテリジェンス（CRYSTAL Intelligence）」を、2026年に日本国内で独占的に展開する予定です。

「クリスタル・インテリジェンス」は、企業の生産性向上と経営効率の最大化を支援するAIソリューションで、導入から活用までを一気通貫でサポートします。

「SB OAI Japan」が、OpenAIのエンタープライズ向けのプロダクトと、SB OAI Japanによる日本市場向けの導入支援・運用サポートを合わせて提供することで、導入から活用までを包括的に支援します。

「クリスタル・インテリジェンス」の展開に先立ち、ソフトバンク株式会社が最初のユーザーとして導入し、AI技術を活用したプロダクト開発や企業変革プロセスの検証を通して、最適な活用方法や運用ノウハウを蓄積。その後、「SB OAI Japan」を通して企業向けに順次展開していく予定です。

ソフトバンクグループは、AIネイティブな組織への変革を進めており、全社員が業務でAIを積極的に活用しています。OpenAIの技術を活用し、特定の業務や用途に合わせてカスタマイズ可能な約250万個のChatGPTをグループ内で活用するなど、「クリスタル・インテリジェンス」の展開に向けた基盤を整備しています。

「SB OAI Japan」は、「クリスタル・インテリジェンス」を通じて企業の経営・業務プロセスに深く根差したAI活用を支援し、日本企業の経営変革を実現していく方針です。

出典：SoftBank