ソフトバンクが「AI倫理委員会」を設立。客観的で実効性が高いAIガバナンス実現を目指す
最終更新日:2024/05/10
ソフトバンクは、2024年4月30日に「AI倫理委員会」を設立しました。
このAIニュースのポイント
- ソフトバンクは、AIの倫理に係る各種課題の議論や提言を行う「AI倫理委員会」を設立
- AIに精通した社外有識者委員と社内委員によるナレッジマネジメントで、AIガバナンスを強化
- AI倫理やAI技術全般の専門領域の知見を持つメンバーが就任することで、多角的な議論や提言ができる
ソフトバンク株式会社は、2024年4月30日、社外有識者などが参画し、AIの倫理に係る各種課題の議論や提言を行う「AI倫理委員会」を設立しました。「AI倫理委員会」は、AIに精通した社外有識者委員と社内委員で構成する、AIガバナンスのアドバイザリーボードです。専門知識を持つ委員の参画により、実効性の高いAIガバナンスの構築を目指します。
近年、AIはあらゆる産業での活用が広がり、今後も活用方法の多様化や技術の高度化が進むことが予想されています。一方で、活用の仕方によっては、差別的な評価や選別を導く可能性があり、倫理面での配慮や注意が必要な技術であると指摘されています。
ソフトバンクは、AIを活用したサービスの開発や提供に当たっては「責任あるAI」の実行が不可欠と捉え、AIガバナンスの構築に積極的に取り組んでいます。
今回新たに設立した「AI倫理委員会」では、AI倫理に係る各種課題の議論や提言を行う他、国内外の最新動向に係る知⾒の共有などを行います。AI技術の急速な進化やそれにともなう課題の複雑化が世界規模で進む中、社外有識者の視点や知見を取り入れることで、ユーザー視点を踏まえた、客観的かつ実効性が高いAIガバナンスを実現していきます。
ソフトバンクの常務執⾏役員 兼 CISOである飯⽥唯史氏がAI倫理委員長に就任する他、社外有識者委員の5人と、ソフトバンクの社内委員として役員や社員から5人が参画します。
社外有識者委員には、AI倫理やAI技術全般、データガバナンス、金融、法律、消費者、ESG(環境・社会・ガバナンス)など、さまざまな専門領域の知見を持つメンバーが就任し、多角的な議論や提言を行います。
出典:Softbank
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