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最終更新日:2024/01/19
SMBCグループ、日本総研、NECは、Microsoft AzureのSMBCグループ専用環境上で構築するAIアシスタントツール「SMBC-GPT」の実証実験を開始します。
このAIニュースのポイント
株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社日本総合研究所、日本電気株式会社は、日本マイクロソフト株式会社のクラウドサービスであるMicrosoft AzureのSMBCグループ専用環境上で構築するAIアシスタントツール「SMBC-GPT」の本格的な導入に向けた実証実験を開始します。
「SMBC-GPT」は、Azure OpenAI Serviceを活用したAIアシスタントツールです。SMBCグループ専用環境上で動作するチャットツールとして、情報が社外に流出しないプロトタイプを構築し、社内従業員のみ利用可能とします。先進的な技術である大規模言語モデルを活用することにより、従来のチャットボットと比べ、より高度かつ自然な文章を生成することが可能になります。従業員が「SMBC-GPT」に質問をすることで、文章の作成、要約、翻訳、ソースコードの生成などをチャット形式で手軽に行うことが可能で、情報収集などにかかる時間が減り、生産性の向上が期待できます。
日本総研、NECは、日本マイクロソフト株式会社と共に、SMBCグループの独自情報について回答を可能とすることに加え、更なる回答精度の向上に向け、AIモデルの調整・最適化を行います。また、従業員の幅広いニーズに対応した汎用的なAI学習を実現するためのシステムインフラを整備し、自然言語処理だけではなく、画像認識、音声認識、開発高度化などの分野でも幅広く活用していけるよう様々な機能レベルアップを進め、「SMBC-GPT」を多様な分野に活用できる金融AIへと推し進めていきます。
SMBCグループは、AIのリスクに対する取り組みと同時に、先進的な技術の活用にも積極的に取り組んでいます。技術の進歩を追いかけるだけでなく、新しい技術を取り入れることで、お客さまにより良いサービスを提供することを目指します。
出典:日本総研
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