「Slack AI」提供開始。Slack上で要約や会話形式で検索が可能に
最終更新日:2024/02/26
Slackは、「Slack AI」を提供開始します。生成AIを活用し、チャンネルやスレッドの要約、会話形式での検索をAIがサポートします。
このAIニュースのポイント
- 「Slack AI」提供開始。新しいAI機能により、社内に蓄積されてきた独自情報から多くの価値創造が可能に
- AIによるチャンネルやスレッドの要約、回答検索機能により仕事の生産性が向上
- Slackと外部サービスのAI機能が連携し、AIをフル活用できる場に
Slackは2月14日、「Slack AI」の提供を開始したと発表しました。現在は英語対応のみで、その他のプランや言語対応も今後追加予定です。
Slackは10年前のローンチから、プロジェクトや、データ、会話の中核として、働く人々が長い時間をかけてナレッジを共有し、情報を積み重ねるプラットフォームとして提供されています。今回提供が開始された「Slack AI」は、生成AIを活用しており、これまで蓄積された情報からさらなる価値を引き出すことが可能です。
「Slack AI」は、「検索」「チャンネルの要約」「スレッドの要約」の3つの機能があります。
「検索」は、ユーザーが会話形式で質問すると、関連する会話データに基づいて回答する機能です。パーソナライズされた明確で簡潔な回答が得られ、関連するSlackメッセージも直接確認できます。
「チャンネルの要約」は、各チャンネルから重要な内容だけを確認できるハイライトを生成します。未読メッセージの内容を確認でき、過去7日間のやりとりを取りまとめることが可能です。
「スレッドの要約」もチャンネルの要約同様に、クリックするだけで長い会話の要点をまとめ、引用元もわかりやすく提示することができます。
Slackは、人、データ、アプリケーションをシームレスに結びつけ、AIを活用した会話型インターフェースを目指しており、今後も、AIに作業を任せることで、より有意義に仕事に集中できるようサポートしていくとコメントしています。
出典:Slack
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