Sapeet、営業AIエージェント構築サービスを提供開始。業務の効率化と若手の育成をサポート

最終更新日:2025/02/20

Sapeetは、企業独自の戦略やノウハウを学習した「営業AIエージェント構築サービス」を開始しました。

このニュースのポイント

Sapeetが「営業AIエージェント構築サービス」を開始。経営層の戦略構築から現場での業務まで、各立場に合わせた必要な情報とサポートを提供
企業のホームページや有価証券報告書、決算情報などの公開情報に加え、商談履歴や成約データなどの自社情報も整理
資料整理や議事録作成、SFA・CRMへのデータ入力、契約書関連の事務作業を自動化し、業務効率を大幅に向上

「Expert AI」事業を展開している株式会社Sapeetは、企業独自の戦略やノウハウを学習した「営業AIエージェント構築サービス」を開始しました。経営層の戦略構築から現場での日々の業務まで、それぞれの立場に合わせて必要な情報とサポートを提供します。

現状の営業現場では、生成AIを活用した提案力の強化や商談データの分析などが求められています。しかし、人手不足により顧客との対話時間すら十分に確保できず、市場動向や顧客情報の確認作業に多くの時間が取られ、新たな施策を検討する余裕がないのが実情です。さらに、データ入力の遅れや営業ノウハウのブラックボックス化により、売上が個人の能力に依存し、若手の育成も困難となっています。

こうした課題を解決するため、Sapeetは営業に必要な機能を一つにまとめ、AIとの対話だけで知見の蓄積と活用ができる「営業AIエージェント」を開発しました。

特徴としては、社内外の情報を活用して実践的なアドバイスを提供します。企業のホームページや有価証券報告書、決算情報などの公開情報に加え、商談履歴や成約データなどの自社情報も整理。営業担当者が活用しやすい形で提案します。これにより、新人でも組織の知見を活かすことで成果を出しやすくなり、トップ営業は情報収集の手間を減らして営業活動に集中することが可能です。

また、AIは対話を通じて提案内容や使用資料の記録を行い、商談の録画データや架電音声などの非構造データを整理。これらのデータはSFA・CRMの実績と連携して蓄積され、役職や担当領域ごとに整理されることで、リアルタイムな状況把握や適切なアラート通知が実現されます。これにより、属人化しがちな営業スキルを組織全体で共有でき、チーム全体の営業力を継続的に向上させることが可能になります。

本サービスでは、営業活動の最適化もサポートします。商談でのやりとりや過去の類似案件の実績をもとに、AIが自社ソリューションとのマッチ度を分析。優先すべき案件や成約に向けた具体的な施策を提案します。また、失注リスクが高まっている場合は「提案書の見直し」や「意思決定者へのアプローチ」など、状況に応じた実践的なアドバイスを行います。

さらに、営業事務作業の自動化も可能です。資料整理や議事録作成、SFA・CRMへのデータ入力、契約書関連の事務作業を自動化し、業務効率を大幅に向上させることで、営業担当者が顧客との対話により多くの時間を割けるようになります。

今後、Sapeetは営業領域に留まらず、マーケティングや人事などにもAIエージェントを展開し、企業の知見を活用できる統合プラットフォームの構築を推進していく方針です。

出典：PR TIMES