さくらインターネット、GPUクラウドサービスへ追加投資を決議
最終更新日:2023/08/29
さくらインターネットが、需要加速による計算資源整備のためにGPUクラウドサービスへの追加投資を決議しました。
このAIニュースのポイント
- さくらインターネットがGPUクラウドサービスへの追加投資を決議
- 経済産業省の「クラウドプログラム」供給確保計画の認定を受け、投資を実施
- 追加投資により計算資源を整備し、需要に対応する計画
さくらインターネット株式会社は2023年8月21日の取締役会において、GPUクラウドサービスへの追加投資を決議しました。
2023年6月16日に経済産業省から認定を受けた「クラウドプログラム」供給確保計画に基づき、GPUクラウドサービスの提供開始を予定しており、これに伴い130億円の投資計画が承認されました。このうち、今期には32億円の投資を行うことが公表されました。
当初計画を大きく上回る強い引き合いにより予定を前倒しし、計算資源を整備するために来期には78.5億円の投資を行うことも決定されました。この投資額の1/2は助成を受ける予定であり、金融機関借入などの資金調達手段が検討されています。
投資の内容はGPUサーバ、ネットワーク機器、ストレージ機器などで、機材のサービス利用開始時期は2024年1月と6月が予定されています。なお、取得相手先は販売会社であり、特別な関係はないとされています。
GPUクラウドサービスの提供開始は、2024年1月以降を見込んでおり、連結業績への影響は軽微と判断されています。しかしながら、今後の状況により適宜情報開示が行われる予定です。
出典:さくらインターネット
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