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最終更新日:2025/06/18
Sakana AIは、北國フィナンシャルホールディングスとの間で、AI技術と地域金融の融合を目指す戦略連携の基本合意書(MOU)を締結しました。
このニュースのポイント
Sakana AI株式会社と株式会社北國フィナンシャルホールディングスは、AI技術と地域金融の融合を目指す戦略連携の基本合意書(MOU)を締結しました。
この提携により、北國FHDの地域金融に関する知見とデジタル化の経験と、Sakana AIの最先端AI技術を組み合わせ、地域金融分野でのAI実装の先導的なモデルを目指します。
Sakana AIは2024年3月に「事業開発本部」を設立し、金融業界との連携を強化してきました。
北國FHDはデジタル技術を重視し、次期コアバンキングシステムに最先端のマルチLLM技術を導入予定です。今回の提携により、両社は地域金融におけるAI活用の先進モデル構築を図ります。
両社はMOUに基づき、地域金融領域におけるユースケースの共創と実証に向けた協業を進めます。具体的には、AIを用いた地域企業間のM&Aマッチング支援、顧客サービス向上のためのAI技術の適用検討、事業承継や非上場企業へのサービス提供に関連する新規事業モデルの共同開発をします。
さらに、定期的なワーキンググループを設け、専門知識と技術力を共有しながら、2025年秋以降にパイロットプロジェクトを開始することを目指します。
北國フィナンシャルホールディングス 代表取締役社長 杖村 修司 氏は「Sakana AIとの提携により、世界トップレベルのAI技術と地域金融の知見を融合させ、新しい金融サービスの提供や地域産業の活性化を期待している」と述べています。
Sakana AI 共同創業者兼COO 伊藤 錬 氏は「地域経済の発展に取り組む北國FHDおよび北國銀行との協業を光栄に感じており、自社の特化型AI技術と北國銀行の地域密着型の強みを融合させ、地域課題の解決と成長機会の創出に貢献したい」とコメントしました。
出典:Sakana AI
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