生成AI

最終更新日:2025/03/04
佐渡汽船は、訪日外国人の利便性向上を目的として、2025年1月よりターミナルでの多言語案内にAIを活用することを発表しました。
このニュースのポイント
佐渡汽船株式会社は、訪日外国人の利便性向上を目的として、2025年1月よりターミナルでの多言語案内にAIを活用することを発表しました。空席案内のサイネージは日本語から日本語・英語・中国語に改訂され、ターミナル内では日本語・英語・中国語・韓国語の音声案内が提供されます。
音声案内はこれまで英語のみで情報量が少なく、今回、中国語・韓国語を追加し、日本語と同等の詳細な情報量を提供できるよう改善されたことで、運航状況をより理解しやすく伝えることが可能になりました。
この多言語案内は、株式会社ティファナ・ドットコムと提携し、同社の「AIさくらさん」を用いて、テキスト読み上げ、翻訳機能と船舶運航状況を連動させた自動放送システムを新たに開発したものです。
また、従来の録音方式から、AIによる自動翻訳に切り替えたことで、各国語での放送が容易になり、翻訳作業の省力化や人材不足の解決も実現しました。システムへの日本語入力はキーボードと音声の両方に対応しています。
佐渡汽船は「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことに伴い、今後も訪日外国人の利便性向上を図るため、DXの推進に努めるとコメントしています。
出典:佐渡汽船
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