生成AI
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最終更新日:2024/04/11
こんにちは^^! AIsmiley編集部のイムです。
先週は日経BP社が主催する「RPA/ビジネスAIカンファレンス2019Fall」に参加し、ストックマーク株式会社の講演を聞いてきました。
創業3年目のAIスタートアップ企業であるストックマーク株式会社の代表取締役CEO林達氏は将来生き残る企業になるため、AIの活用方法についてセミナーを実施しました。人と人工知能は共存する社会になるためにはビジネスプロセスの自立化と組織変革が必要と説きます。この二つをうまく組み合わせる企業こそ生き残るというストックマーク社が提案するAI活用方法をご紹介します。
林氏はAIでビジネスプロセスを自律化し、組織変革を実現するためにはまず、データの活用方法が重要と紹介。
現在多数の企業ではヒエラルキー式の株主第1主義で組織を経営しており、これでは上から下へデータが動くため、自由にデータを活用することは難しい。しかし、アジャイル式の経営方式は、経営陣が上ではなく現場の隣でサポートするため、顧客別にデータを管理し、分別された顧客データを社内にインサイトで還流できる仕組みができるとのこと。
社内データには売上、会計、受注表などの数値として構成されたデータと、企画書やメール文、請求書などのテキストで構成される非構成化データがあるが、このテキストの非構成化データを整理しAIに意思決定させることで売上を拡大できるとのこと。
しかしながら、データの活用と組織変革を同時に達成することはなかなか難しく、各部署のデータを全て集めるには限度があり、一部署が全社のデータを活用し組織変革をするとなると別部署からの反発があるかもしれません。
このような問題を解決し、うまく組み合わせるためストックマーク社は以下3つのAIサービスを提供しています。
Asalesに搭載しているAIが非構成化データであるメール、メモ、報告書などのテキストデータを自動解析し、リアルタイムで攻めるべき案件を自動抽出・提案します。過去の類似案件・受注案件の提案資料を自動解析・提案。資料作成をバックアップすることでビジネスの自律化が可能になります。
AnewsはAIxWebニュースで環境変化に強い組織づくりを実現してくれます。
チームごとに必要なニュースをレコメンドしますので、チーム内のインサイトを共有しチームとして動けるようになります。アジャイル式の経営方式を実現するために最適化したサービスとも言えます。
AstrategyはAnewsをベースとして人の手では掴みきれない競合や業界行動の把握を可能にします。ここに加えて、市場における脅威と機会をいち早くキャッチし、敏速な対応を可能にします。
今回のセミナーでは急変するビジネスにAIをうまく組み合わせて生き残る企業になる方法について聞きました。AIと組み合わせる方法はこれからも無限にありそうです^^ありがとうございました!
RPA / ビジネスAIカンファレンス2019Fall
主催:日経BP総研
会期:2019年9月26日(木)
会場:ウェスティンホテル東京 B2F
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