生成AI

最終更新日:2024/03/06
森永製菓は、請求書支払業務における起票作業および入力作業の効率化を目的として、ファーストアカウンティングが提供しているAIソリューション「Remota」を採用したことを発表しました。
このAIニュースのポイント
森永製菓株式会社は以前より、請求書の電子化及びインボイス制度の導入を見据えて、アナログな支払業務プロセスの変革とデジタル化を検討していました。その結果、支払業務プロセスのデジタル化と電子帳簿保存法で要件を満たした電子保存を可能にする請求書管理クラウド「Concur Invoice」と、oncur Invoiceとシームレスにデータ連携するAIソリューション「Remota」の導入を決定しました。
AIソリューション「Remota」を導入することにより、以下の2つの課題を解決して業務の効率を目指しています。
「Remota」は、深層学習を通じて経理特有の証憑書類の形式をあらかじめ学習したAIと、AIが読み取った値を自動でチェックするロジックチェック機能を備えたクラウドサービス「Robota」を組み込んだAIソリューションです。経理業務に特化したAI-OCRにより、あらかじめ過去分の仕訳データを学習することができます。
森永製菓㈱グループ経理業務委託の森永ビジネスパートナー株式会社、須藤氏によると、「Remota」導入の決め手は、経理業務に特化したAI-OCRであることや、座標設定を必要としないため、様々な請求書書式でもOCR処理が可能といった点だったといいます。
また、これまで人に依存していたアナログなオペレーションを、「Remota」によってAI-OCR処理による入力業務の省力化し、「Concur Invoice」によってワークフローによる電子承認、請求書の電子保存を可能とすることで、経理業務のデジタル化が実現できると考えています。
請求書や領収書といった、一定期間保管が必要な書類は急速に電子化が進んでいます。また、電子帳簿保存法改正により、電子取引による電子データ保存の義務化も始まりました。(2022年4月現在、2年の猶予あり)これにより、書類の電子化を推し進めている企業は多いことでしょう。過去の仕訳データを学習できるAIソリューションがあれば、書類の電子化もスムーズに進みますね。
出典:PR TIMES
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