PKSHAと内田洋行、埼玉県戸田市でAIを活用した不登校予測の取組みに参画
最終更新日:2023/12/21
PKSHAグループと内田洋行は、こども家庭庁の実証事業に参加し、AIを活用して埼玉県戸田市の小中学校で不登校を予測するプロジェクトを開始しました。
このAIニュースのポイント
- PKSHAグループと内田洋行がAIを用いて戸田市の不登校予測に取り組む
- 18校の小中学校でAIによる実証試験を開始
- AI技術を社会課題解決に応用、教育分野での新たな展開
株式会社PKSHA Technologyは、合弁会社の株式会社アルゴノートと共に、株式会社内田洋行と協力し、こども家庭庁の「こどもデータ連携実証事業」に参画していることを発表しました。この取り組みは、2023年11月に戸田市内のパイロット校で試行が開始され、12月より18校に展開されています。
今回のプロジェクトは、埼玉県戸田市の小中学校において、不登校の予測をAI技術を用いて行います。具体的には、AI技術を活用して不登校のリスクスコアを予測し、予兆検知モデルを構築することを目指しています。このモデルは、出欠状況、保健室利用、学力調査結果などのデータを分析し、教育現場での具体的な支援活動に役立てることが期待されています。
戸田市は、こどもに関するデータを個人情報保護法に基づき一元化し、教育データの利活用に関するガイドラインを遵守しています。この取り組みは、児童虐待、いじめ、不登校などの問題に対するプッシュ型支援の実現を目指しており、教育改革の一環として進められています。
PKSHAグループは、ビジネス領域で培ったAI技術を社会課題解決へ展開しており、今回の取り組みは子供たちの教育環境改善に貢献することを目指しています。また、AIによるデータ分析を通じて、子供たちの学校生活における様々な課題に対応し、支援を提供することが期待されています。
出典:PR TIMES
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