PKSHAと東京海上日動、大規模言語モデルを活用した保険業界向けの対話型AIの開発に着手
最終更新日:2024/03/06
PKSHAは東京海上日動とともに、保険業界に特化した対話型AIの開発に着手すると発表しました。
このAIニュースのポイント
- 大規模言語モデルの業務適用領域の特定を目指し、保険業界に特化した対話型AIの開発を始める
- 問い合わせに対しAIが回答を生成できる照会応答業務の開発を第一弾として進める
- 2023年6月から実運用を開始し、2024年度中には東京海上日動の全国の社員が活用できる機能としての導入を目指す
株式会社PKSHA Technologyは東京海上日動火災保険株式会社と、大規模言語モデルの業務適用領域の特定を目指し、保険業界に特化した対話型AIの開発に着手すると発表しました。
また今回の取り組みには、日本マイクロソフト株式会社が提供する「Azure OpenAI Service」と、PKSHAが開発したAIソリューション「PKSHA LLMS」を使用します。
昨今、OpenAIのGPT-3やGPT-4などの大規模言語モデルの技術革新が、社会的に大きな注目を受けています。その中、保険業界においてもその影響は大きいと考えられており、大規模言語モデルの活用により社内の業務効率化や顧客への利便性向上が期待されています。
このことを背景に今回、PKSHAは東京海上日動と2社の合弁会社AlgoNautとともに、大規模言語モデルの全社的な業務適用の設計とプロトタイプ開発の着手に至りました。
代理店からの問い合わせに対しAIが回答を生成できる照会応答業務の開発を第一弾として進めています。
従来はいちから補償情報や顧客情報を照合していたため、対応に時間がかかるケースがありました。ですが保険の種類や補償内容の詳細といった問合せ情報に対して、東京海上日動が保有するデータベースおよび知見を参照しAIが回答を生成することで、一次対応の自動化率が高まり、業務工数の削減と対応の迅速化が可能です。
2023年6月から始まる対話型AIの実運用を通して活用の知見を蓄積し、2024年度中には東京海上日動の全国の社員が活用できる機能としての導入を目指すとともに、幅広い業務領域での活用方法の検討を行います。
PKSHAは「今回の対話型AIの活用を通じて、AIによる業務効率化を進めていくとともに、創出された時間を活用して人にしかできない対応・創造的な発想など新たな価値創出につなげていきます」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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