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最終更新日:2023/05/24
大阪ガスと大林組、AI気象予測サービスを共同開発
大阪ガスと大林組は、建設工事向けAI気象予測サービスの開発に共同で着手しました。
このAIニュースのポイント
大阪ガスと大林組は、AI技術を用いた高精度な気象予測情報を建設現場で活用することで、安全で効率的な施工管理を支援する「建設工事向けAI気象予測サービス」の開発に共同で着手しました。2025年大阪・関西万博の開催予定地である「夢洲(ゆめしま)」にて実証実験を行います。
建設工事では、雨天時には品質低下を避けるため屋外でのコンクリート打設工事を延期したり、強風時には吊り荷があおられるためクレーンによる荷揚げ作業を中止したりするなど、気象条件に合わせて工程を調整し、工事の品質と安全を確保する必要があります。
また、猛暑下における熱中症予防など、建設現場で働く人々の体調に配慮した対策を講じるためにも、気象情報を高精度に予測することが重要であり、大林組では、複数の気象情報活用システムを開発してきました。大阪ガスでは、2008年から独自の気象予測技術を開発・運用しており、気象条件の影響を強く受ける自社のエネルギービジネスへの活用や、AIの活用による精度向上などに取り組んできました。
そこで大阪ガスと大林組は、2022年5月から共同で、気象が建設工事に与える影響および建設現場での気象予測ニーズに関する調査を開始するとともに、夢洲エリアを対象とし、過去の気象観測データを用いて予測の精度を評価してきました。その結果、建設現場で求められる気象情報の仕様、および夢洲エリアの気象傾向をAIに学習させることで予測精度を高められる可能性があることを確認しました。

さらに2022年12月に気象業務法が改正され、一定の条件を満たせば、気象予報士を介さずにコンピュータが自動で生成した気象予測情報の提供が可能になり、大阪ガスも従来より高頻度で予測情報の提供が可能になります。
大阪ガスと大林組が開発に着手した「建設工事向けAI気象予測サービス」では、高精度でタイムリーなAI気象予測サービスの開発、建設工事向け気象サービスの開発の情報を必要な相手に効果的な手段で提供する方法を検討します。例えば、施工管理の支援情報は施工管理者が利用するチャットツールに通知し、作業関連の注意案内は朝礼広場のデジタルサイネージで作業員へ周知するなど、目的にあった伝達手段とその効果を検討します。

今後、大阪ガスと大林組は夢洲エリアの建設現場において、「建設工事向けAI気象予測サービス」の実証実験を段階的に進め、実測の現地観測データとの比較や利用者へのヒアリングを通じて、有用性の評価を行う予定です。また、得られた成果を他の建設工事にも広く展開・活用し、建設工事の生産性と安全性の向上に貢献していきます。
大阪ガスと大林組は「大阪府・大阪市スーパーシティ構想に掲げられている夢洲コンストラクションおよび、万博期間中・終了後のさまざまなデータ連携を目指した夢洲プラットフォームにおいても、気象予測の活用について検討していきます」とコメントしています。
出典:Daigas Group
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