生成AI

最終更新日:2025/06/24
関西電力は、OpenAIとの戦略的連携を通じて生成AI「ChatGPT Enterprise」を導入し、DXの加速に取り組むと発表しました。
このニュースのポイント
関西電力株式会社は、OpenAI社と戦略的な連携を開始し、高度な生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」を社内のDX推進担当者に大規模導入すると発表しました。これにより業務改革や新たな価値の創出と、生成AIの活用事例を展開するために「OpenAI Center of Excellence」を設置し、DX推進体制を強化します。
関西電力グループの経営理念とOpenAIのミッションが一致したことにより、エネルギー分野での生成AI活用による業務改革や、世界最先端のAI基盤モデルを活用することが可能になります。
今後の注力分野として、火力発電事業における「デジタル発電所」の実現に向けた運転・保全業務への生成AI導入により、業務の品質と効率向上を図ります。
また、営業スタイルの変革や顧客対応業務へのAI活用によって向上した顧客体験を提供します。
さらに、経営判断を支援するAIエージェントの構築を通じて、意思決定の質とスピードの向上を目指すなど、幅広い分野で生成AIの実運用を加速していく方針です。
関西電力株式会社 代表執行役社長 森 望 氏は「生成AIは働き方や顧客体験を革新する技術であり、OpenAIとの連携により業務効率化やエネルギーインフラの次世代化、新たな価値創出を目指すと表明。今回の連携はDXビジョン実現に向けた重要な一歩であり、今後も挑戦を続けて持続可能な社会の実現に貢献していく」とコメントしています。
出典:関西電力
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら