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最終更新日:2025/07/25
OpenAIは、Operator、deep research、ChatGPTを組み合わせた一体型エージェントシステム「ChatGPTエージェント」を発表しました。
このニュースのポイント
米OpenAI社は「ChatGPTエージェント」を発表しました。
「ChatGPTエージェント」は、Operatorによるウェブサイト上での操作機能と、deep researchによる情報の分析や要約機能、ChatGPTの賢さと会話能力を組み合わせた一体型のエージェントシステムです。
ビジュアルブラウザー、テキストブラウザー、APIへの直接アクセスなどの様々なツールが搭載されているだけでなく、ChatGPTコネクターの利用も可能です。
これらのエージェント機能は、独自の仮想コンピューター上で実行され、推論と行動を切り替えながら様々なタスクを実行できます。行動を行う際には、毎回ユーザーに確認を取る為、いつでも処理の中断や操作の引き継ぎ、タスクを終了させることができます。
例として、職場においてスクリーンショットやダッシュボードを編集可能なプレゼンテーション資料へ変換したり、会議の再設定やオフサイトの計画・予約、フォーマットを保持したまま財務データを更新するなど、反復的なタスクを自動化できます。
また、モデルの性能も向上しており、広範な主題にわたる専門レベルの質問でAIのパフォーマンスを測定する評価 Humanity’s Last Examでは、ChatGPTエージェント搭載モデルがpass@1で41.6を記録し、最高精度(SOTA)を達成しました。
それ以外にも、最も難易度の高い数学ベンチマークFrontierMathをはじめとする、DSBench、SpreadsheetBenchなど様々なベンチマークにおいても非常に優秀な成績を収めています。
Pro、Plus、Teamユーザーは、コンポーザーのツールドロップダウンから「エージェントモード」を選択することで、ChatGPTの新しいエージェント機能を使用できます。
出典:OpenAI
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