NTTドコモグループ3社が生成AIを活用した実証実験を開始。業務のDX推進および付加価値サービス提供へ
最終更新日:2024/02/21
NTTドコモグループ3社は、生成AIを活用した業務のDX推進および付加価値サービス提供に向けた実証実験を開始しました。
このAIニュースのポイント
NTTドコモグループの、株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、NTTコムウェア株式会社の3社は、大規模言語モデルを活用した生成AIによる社内業務のDX推進や、生成AIの付加価値を高める新たなサービスの提供をめざし、8月21日から生成AIの社内活用を行う実証実験を開始しました。
本実証実験では、生成AIを活用する際の安全性と利便性向上のためにNTTドコモが開発した「LLM付加価値基盤」をNTTドコモグループ3社で活用します。まずは、NTTドコモグループ3社の全従業員の業務効率化に向けて、例えば業務における専門性の高い問い合わせに対し、社内ルールやマニュアルをベースにLLMが生成した文章で回答を行うなど、社内業務において本基盤を活用します。また、利便性や回答の正確性を検証し、お客さま応対業務などへの適用可否を検討していく予定です。
3社は、今回の実証実験で得られたノウハウをもとに最適化を行い、法人のお客さまとの検証を経て、2023年度中のサービス提供開始を目指しています。さらに本基盤を、自社が保有するビッグデータや音声認識・画像認識などのAI技術と組み合わせることで、法人の顧客とともに新たな付加価値サービスの検討を開始します。
NTTドコモグループは「各社が保有する技術やノウハウを活用することで、多くのお客さまがLLMをはじめとするAI技術の恩恵を受けられる環境を構築し、人々の生活がより便利で豊かになるよう取り組んでいきます」とコメントしています。
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