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最終更新日:2023/10/06
野村総合研究所は日本のChatGPT利用動向を発表しました。
このAIニュースのポイント
野村総合研究所(NRI)は、関東地方在住の15~69歳を対象にChatGPTの認知・利用動向について調査を実施し、日本の利用動向を発表しました。
OpenAI社が2022年11月に公開したChatGPTは、公開2か月で世界のユーザー数が1億人に達するほど急速に拡大しています。アクセス数を見ると、日本は4月中旬に1日746万に達し、トラフィックシェアは、米国、インドに次いで3番目に多いです。
NRIのChatGPT利用動向調査によると、ChatGPTを知っていると答えた人は61.3%、実際に利用したことがあると答えた人は12.1%でした。また、女性の認知度が50.9%に対し、男性は70.9%、利用率の点でも女性6.2%に対し男性が17.7%と、認知率、利用率ともに男性の比率が高い結果となりました。年齢別では、10代~30代の男性の利用率が20%を超えて最も高く、女性は20代が唯一10%以上の利用率でした。
職業別の利用度合いでは、学生が21.6%と教職員20.5%で、教育関係者の利用が高いです。最も利用率が低いのはパート・アルバイトの2.4%ですが、医師・医療関係者も5.3%と低い結果となりました。
今回の調査によると、実際にChatGPTを利用した人の一部は「必要を感じなかった」「思考が停止する」などの懸念を示していますが、9割近くは継続して利用したいと回答し、日本人の利用者の大半がChatGPTに対して肯定的な意見を持つ結果となりました。
出典:NRI
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