生成AI

最終更新日:2024/03/08
トワ―ルは、偏差値などの数字のみ・かつ集団内で判定されていた従来の一般的な合否判定の正解率を29%上回る、最大87%の正解率で1人1人の特性も考慮した上での志望校の合否をAIで予測することができるようになりました。
このAIニュースのポイント
塾、学校、大学、専門学校向けの教育支援サービスを運営する株式会社トワールは、学習者の思考力・性格の特性などを科学的に測定し、個々に最適な指導方法を提案する「NOCC教育検査」に、新機能「志望校の合否予測」機能を今夏をめどに実装します。
河合塾が2019年10月~12月に行った高等学校教員対象の調査によると、当時は2021年から新入試制度が控えていたため、受験生の安全志向が高まっていました。推薦・AO入試を積極的に利用したがる傾向が強まるだけでなく、チャレンジ志向(目標を高く設定する傾向)においては、「弱まっている」「やや弱まっている」が2018年より9%増え、50%にのぼりました。
大学入学共通テストの記述式問題については今年4月に見送りの方向性が強まりましたが、各大学では個別試験での導入が促されており、受験生にとっては先の見通しや具体的な目標を立て辛い状況が続いています、このことから、今後も志望校の選定には慎重になることが予想されます。
トワ―ルでは、全ての年代の学習者が自己の実力を正しく理解して、個々が最適な進路を自信を持って選択できるように、今まで「NOCC教育検査」で蓄積してきた思考力・性格特性のデータや、塾の実際の成績データ、合否のデータを用いて機械学習を行い、志望校の合否予測のアルゴリズムを作ってきました。
これにより、偏差値などの数字のみ・かつ集団内で判定されていた従来の一般的な合否判定の正解率を29%上回る、最大87%の正解率で1人1人の特性も考慮した上での志望校の合否を予測することができるようになりました。
さらに、従来の一般的な判定では受験直前にどれだけ偏差値を取っていたら良いかという目標が示されていましたが、今回実装予定の新機能では、受験生でなくても1ヶ月後にどの程度の偏差値を取っていれば良いかを予測することが可能になります。
1ヶ月後にとるべき偏差値・成績が分かるようになるので、コロナ禍による模試の減少などで正しい実力の把握やそれを踏まえた目標を立てる上で不安や悩みを抱えている受験生の進路・行動決定を支える有効な情報を提示します。
出典:PR TIMES
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