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最終更新日:2025/06/03
日清製粉は、IoT・AI・ロボットを駆使したスマート工場「水島工場」の建設を完了し、本格稼働を開始しました。
このニュースのポイント
日清製粉グループの日清製粉株式会社は、岡山県倉敷市に新たなスマートファクトリー「水島工場」を完成させ、本格稼働を開始しました。「水島工場」は、日清製粉が培ってきた製粉技術に加え、IoT、AI、ロボット技術を活用し、国内外工場のロールモデルとなります。
「水島工場」の稼働により、中四国エリアでの生産集約が完了し、顧客への安定的かつ効率的な製品供給体制が強化されます。
最新の自動化・デジタル技術を実装している「水島工場」では、生産ラインの調整や副資材・製品の搬送、データ収集・分析、生産計画策定に至るまで広範囲な業務の自動化を実現しており、数年以内には一定の時間、無人でオペレーションできる工場を目指しています。
将来的にはこの技術を国内外の工場に展開し、全社的に生産性を20%以上向上させることを目標としています。
また、太陽光発電や省エネ設備を導入し、使用電力を100%再生可能エネルギーにすることで、カーボンニュートラルを目指すだけではなく、地震や液状化、高潮などの災害対策を講じ、事業継続計画(BCP)にも対応し、安全でサステナブルな工場を実現しています。
さらに、水島港は「国際バルク戦略港湾」に指定されており、直接大型船を接岸できるため、原料小麦を効率的に調達できます。
日清製粉は「国内小麦粉販売シェア約40%の製粉業界のリーディングカンパニーとして、今後も、国民の主要食糧のひとつである小麦粉の安定的な供給責任を果たすべく努めていく」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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