日本テレビ、AIモザイクソフト「BlurOn」が技術振興賞進歩開発賞を受賞
最終更新日:2023/12/05
日本テレビのAIモザイクソフト「BlurOn」(ブラーオン)が、映像情報メディア学会にて「技術振興賞進歩開発賞(現場運用部門)」を受賞しました。
このAIニュースのポイント
- 「BlurOn」は、日本テレビとNTTデータが共同開発したAIモザイクソフト
- テレビ番組の映像において、プライバシー保護のため必要なモザイク入れの編集作業は、制作現場の大きな負担となっていた
- 「BlurOn」の画像認識AI技術によりモザイク入れ編集を自動化することで、作業時間を最大90%削減することに成功し、番組制作現場の働き方改革に貢献している
日本テレビ放送網株式会社のAIモザイクソフト「BlurOn」(ブラーオン)が、一般社団法人映像情報メディア学会にて「技術振興賞進歩開発賞(現場運用部門)」を受賞しました。
この賞は毎年、映像情報メディアに関する研究や開発等で著しい功績をあげた個人、団体に授与されます。
テレビ番組の映像において、個人情報保護・プライバシー保護の観点から通行人の顔などに「モザイク入れ」の編集が必要な場合がありますが、1分の映像へのモザイク入れで1時間以上かかることがあるなど、制作現場の大きな負担となっていました。その課題を解決するために日本テレビとNTTデータが共同開発したAIモザイクソフト「BlurOn」は、画像認識AI技術によりモザイク入れ編集を自動化することで、作業時間を最大90%削減することに成功し、番組制作現場の働き方改革に貢献しています。
BlurOnは、日本テレビの番組はもちろんポスプロ(映像編集会社)にも導入され活用が進んでいるだけでなく、放送業界以外でも利用が進んでおり、ドライブレコーダーや監視カメラの映像を取り扱う業界などにおいても個人情報を保護した適切な映像活用を推進しています。
また、従来の顔・頭部・背景(全身)・ナンバープレートの自動検出に加え、2023年4月に飲料(ペットボトル・瓶・缶・自動販売機)・選挙ポスターにも対応した新バージョンをリリースしました。
日本テレビは「今後も積極的な新技術の開発・導入により、皆様への魅力的なコンテンツ提供と番組制作に取り組んでいきます」とコメントしています。
出典:PRTIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら