生成AI

最終更新日:2026/01/28
NEC 知財DX事業を開始
NECは、蓄積された知的財産業務のノウハウと最先端AI技術を駆使して、幅広い知的財産業務のDXを推進し、企業の知的財産部門における業務効率化および高度化を支援する「知財DX事業」を開始します。
このニュースのポイント
日本電気株式会社は、蓄積された知的財産業務のノウハウと最先端AI技術を駆使して、幅広い知的財産業務のDXを推進し、企業の知的財産部門における業務効率化および高度化を支援する「知財DX事業」を開始します。
近年、企業の競争力強化には知的財産が重要な役割を果たしていますが、専門知識を持つ知的財産人材の不足や、業務が特定の担当者に依存し、組織全体の生産性向上が困難になるなど様々な課題が残ります。
効率化や高度化への取り組みとしてAI活用が進んでいますが、知的財産業務には技術や法律に関する高度な専門知識が求められます。汎用的な生成AIでは、技術内容の正確な理解や法的判断が不足しています。
今回の事業の第一弾として、NEC独自のAIを活用したSaaS型の業務効率化ツールとコンサルティングサービスの提供を2026年4月から開始し、2030年度末までに売上30億円を目指すとしています。
このツールは、日米欧の約1,250万件以上の数値化された特許データを所持しており、簡単な指示を入力するだけで類似特許や類似度を自動抽出、膨大な文献の中から関連情報のみを瞬時に検索・抽出し、高精度な文章を生成します。
また、M&Aアドバイザリーの手法とNEC独自のアルゴリズムを組み込んだAI、RAG技術を活用することで幅広い分野における市場規模や自社・他社の保有特許を多角的に可視化できます。
さらに、知的財産実務に精通したコンサルタントによる伴走支援も行い、業務効率化ツールの定着によるプロセス変革や、技術・知財戦略の立案などを支援し、知的財産活動の高度化に貢献します。
NECが実施した社内実証では、業務効率化ツールを活用して従来の定型業務にかかる時間を最大で約94%短縮しています。
加えて、同社は現在、精密機器メーカー、総合電機メーカー、消費財メーカー、素材メーカーとの実証実験を進めています。
これらの取り組みを通じ、今後も業務効率化ツールとコンサルティングサービスの改善と拡充を図り、知的財産活用による社会価値創造や知的財産業界の更なる活性化に貢献していくとしています。
出典:日本電気株式会社
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