生成AI

最終更新日:2025/09/04
NECは、AIを活用した情報コンテンツの真偽判別支援技術の開発・実証を開始しました。開発された技術はマスメディアや自治体において有効性の検証を行い、精度向上を目指します。
このニュースのポイント
日本電気株式会社は、令和7年度総務省「インターネット上の偽・誤情報対策技術の開発・実証事業」の採択のもと、AIを活用した情報コンテンツの真偽判別支援技術の開発・実証を開始しました。
この実証は、令和6年度総務省「インターネット上の偽・誤情報対策技術の開発・実証事業」からの継続採択です。令和6年度で開発された技術は、テキスト、画像、動画、音声といった複数のデータで構成されるコンテンツが、偽・誤情報かどうかをAIで分析し、その内容の真偽を分析します。
令和7年度では、令和6年度に開発された技術をベースに、複合的なコンテンツを真偽判別する技術の機能強化および機能追加を含めた開発を行います。
位置情報推定など各種機能を強化しながら、検証ツール群としてコンポーネント化することで「総合真偽判別の高度化」を実現します。
また、ユーザインタフェースを改良し、ファクトチェックエージェントを搭載した機能を開発することで、分析者の意図に応じて検証機能を組み合わせた真偽判別を行います。加えて、SNSからの検証対象自動検知機能も追加します。
令和6年度実証ではマスメディアでの活用が想定されていましたが、令和7年度実証では市場拡大を見据えた取り組みを行います。開発は令和7年12月頃まで行われ、並行して令和7年度下期に複数の実証協力団体・企業と共に実証を行う予定です。
具体的には専門的に真偽判別を行っている放送局、通信社、新聞社などに向け実施します。また、災害利用を想定して自治体など、さらなる市場拡大を図ります。
NECは、本技術普及を通じて、インターネット上の偽・誤情報による国民間の混乱が減少する社会の実現を目指します。
出典:PR TIMES
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