森永乳業の新サービス！Amazon Alexaが育児アドバイス

最終更新日:2022/08/08

森永乳業が、AI音声アシスタント「Amazon Alexa」対応の新サービス「育児サポートスキル」の提供を開始しました。

このAIニュースのポイント

森永乳業が、AI音声アシスタント「Amazon Alexa」対応新サービスの提供を開始
第三者が開発可能な「Alexa スキル」で保有する育児相談データや育児コンテンツをスキル化
スマートスピーカーに話しかけるだけで、育児に関する情報を音声と動画で取得できる

森永乳業は、アイリッジと共同で育児アドバイスを伝える「育児サポートスキル」を開発、5月25日より提供を開始しました。

AI音声アシスタント「Amazon Alexa」の第三者が開発可能なアプリ「Alexa スキル」を利用したもので、スマートスピーカーに話しかけるだけで、育児相談や離乳食作りなど育児に関する気になる情報を音声と動画で取得できます。「Amazon Alexa」に対応した画面付きデバイスに対応しており、無料で利用が可能です。

「育児サポートスキル」では、育児に関する無料電話相談窓口「エンゼル110番」に寄せられた累計約100万件の育児相談データから、特に相談の多い内容をスキル化。Alexaに相談したい赤ちゃんの月齢を答えることで、表示されるカテゴリに従って悩みに役立つ情報が聞けます。

妊娠・育児情報サイト「はぐくみ」で紹介しているコンテンツもスキル化されており、初めて調乳する時や手順が不安になった時など、作業で両手が塞がった状態でも「アレクサ、ミルクの作り方をひらいて」と話しかけるだけで作り方を映像で確認可能です。

離乳食レシピも月齢（5～6ヶ月/７～8ヶ月/9～11ヶ月/12～17ヶ月/18ヶ月）ごとにスキル化されているため、月齢に合ったレシピを閲覧できます。

サービス開発の背景には、1975年に開設された育児に関する無料電話相談窓口「エンゼル110番」の相談件数が、2022年半ばに100万件突破が見込まれていることが挙げられます。対話型の音声操作に対応したAI技術を持つスマートスピーカーが次々と発売、急速に普及していることもあり、相談や育児コンテンツのデータ化に至ったとしています。

出典：PR TIMES