生成AI

最終更新日:2025/12/24
MMD AIサービス利用調査
MMD研究所は、一般生活者を対象にAIサービスの利用実態に関する調査を実施しました。その結果、3割以上がAIサービスの利用経験があり、利用経験のある対話型生成AIでは「ChatGPT」が最も多く利用されていました。
このニュースのポイント
MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、2025年11月14日から11月17日にかけて、18歳から69歳の男女1,000名を対象に「一般生活者におけるAIサービス利用実態調査」を実施しました。

調査対象者1,000名に、AIを使ったサービスの利用経験について尋ねたところ、35.7%が「AIを使ったサービスを利用したことがある」と回答しました。

「AIを使ったサービスを利用したことがある」と回答した357名を対象に、利用経験のあるサービスを複数回答で調査した結果、「AIによる検索機能」が61.7%で最も多く、次いで「AIチャットボット」が35.5%、「翻訳・画像補正などのAI機能」が31.8%となりました。

対話型生成AIの利用経験がある111名を対象に、利用経験のある対話型生成AIを調査した結果では、「ChatGPT」が80.6%で最多となりました。次いで「Google Gemini」が50.8%、「Microsoft Copilot」が39.1%でした。

調査対象者1,000名を対象に、普段利用しているサービスを調査した結果、「ECサイト」が49.6%で最も多く、次いで「動画配信サービス」が48.0%、「ニュース・情報サイト」が45.0%となりました。

「普段利用しているサービスの中でAIにサポートしてほしいものがある」と回答した257名を対象に調査を行ったところ、「交通・地図アプリ」が37.2%で最多でした。次いで「ニュース・情報サイト」が27.2%、「ECサイト」が26.4%という結果でした。

ECサイトや旅行予約サービスなどで情報検索を行う際や広告を目にした際に、AIが活用されていると感じるかを調査したところ、58.8%が「感じている」と回答しました。
ECサイトや旅行予約サービスなど、オンライン上で商品やサービスを検索・比較・購入できるプラットフォームにおけるAI活用のメリットについて調査した結果では、66.2%が「メリットがある」と回答しました。

ECサイトや旅行予約サービスでAIに任せてもよい範囲があるかを調査したところ、「自分に合う商品やプランを提案してもらうまで」が30.5%、「商品やプランをかごや旅程に追加してもらうまで」が8.6%、「実際の決済や予約の手続きまで」が3.6%となり、これらを合計した「AIに任せてもよい範囲がある」は42.7%でした。

「AIに連携してもよい情報がある」と回答した401名を対象に調査した結果、「ポイントや会員情報」が40.9%で最多となった。次いで「利用しているサイトやアプリ内での閲覧履歴」が38.2%、「過去の購買履歴」が37.7%でした。
MMD研究所は今後も、モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することで、モバイルインターネット業界の発展に貢献します。
出典:MMDLabo株式会社
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら