生成AI

最終更新日:2024/07/03
JTPは、生成AIインテグレーションサービス「Third AI 生成AIソリューション」の宮崎県日向市への導入事例を公開しました。行政職員の業務効率化と市民サービス向上が期待されます。
このニュースのポイント
JTP株式会社は、生成AIインテグレーションサービス「Third AI 生成AIソリューション」の宮崎県日向市への導入事例を2024年6月26日に公開しました。行政職員の業務効率化と市民サービス向上が期待されます。
「Third AI 生成AIソリューション」は、企業や組織における生成AIのセキュアな利用を実現するためのサービスです。高いセキュリティが担保されており、必要に応じた様々な拡張機能も提供可能です。
日向市は、デジタル活用による市民サービスの向上や職員の業務効率化を目指す「日向市DX推進計画」の取り組みの一環として、行政の独自データを学習した生成AIモデル「Hyuga_AI」の構築プロジェクトを開始しました。その中で、高いセキュリティ基準をクリアした米Microsoft社の生成AIサービス「Azure OpenAI Service」の導入を、「Third AI 生成AIソリューション」の提供を通してJTPが支援を行いました。
4ヶ月にわたるPoCでは、議会議事録と例規集のデータを取り込んで精度調整を重ね、最新モデルへの対応や、参照データとプロンプトの最適化による高い精度を実現しました。これまでは利用範囲を一部職員に制限していましたが、2024年夏頃までには全職員に展開する予定です。
また、新たなデータの読み込み・職員の利用促進を行うことで、市職員の負担軽減や業務効率の向上に貢献することが期待されます。将来的には問い合わせ業務のサービスを充実させ、市民サービスの向上に生かしていく予定です。
JTPは今後、本プロジェクトを次世代型行政スタイルの模範事例とした「Hyuga_AI」を確立し、全国の他自治体に向けたサービス展開を目指します。
出典:PR TIMES
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