JA豊橋、AIで病害虫の発生を予測する防除DXアプリを導入
最終更新日:2024/10/29
ミライ菜園は、防除DXアプリ「TENRYO」を開発し、JA豊橋に初のサービス導入が決定したことを発表しました。
このニュースのポイント
- 株式会社ミライ菜園が、AIによる病害虫予測サービスを提供する防除DXアプリ「TENRYO」をJA豊橋に導入
- 「営農指導」や「一斉防除」などの作業へ導入し、病害虫発生状況をリアルタイムで可視化する。
- 実証実験の段階から、収穫量が増加などの高い効果を発揮しており、より高度な営農指導等に期待
株式会社ミライ菜園は、AIによる病害虫予測サービスを提供する防除DXアプリ「TENRYO」を開発し、10月より、豊橋農業協同組合(JA豊橋)にて初のサービス導入が決定したことを発表しました。
JA豊橋では、一元化された病害虫の発生情報へのアクセスが難しく、情報共有の面で課題がありました。また、昨今の気候変動や異常気象により、病害虫の発生予測はますます難しくなっています。
そこで「TENRYO」を、農家へ栽培技術や経営に関するアドバイスを行う「営農指導」や、農薬散布スケジュールを知らせる「一斉防除」へ導入する運びとなりました。これにより、病害虫発生状況のリアルタイムでの可視化できるようになります。
「TENRYO」は、各地の20年分の気象データと、アプリユーザーから集まる発生履歴を照らし合わせ、独自のAIで病害虫の発生を「予測」する防除DXアプリです。AIによる発生警戒アラートで適切なタイミングで防除を実施できるようになるほか、危険度が高まっている病害虫に絞って対策できるので、農薬の使用量を必要最小限に抑えることが可能です。
本アプリの開発にあたり、2022年より愛知県・群馬県のJAと連携し、約50軒の農家にて実証実験を重ねてきました。中には15%の収量増を達成した若手ブロッコリー農家や、AI予報を参考にして臨時で防除を行った結果、収穫量が4%増加したベテランキャベツ農家もいるなど、開発段階から高い効果を発揮しています。
ミライ菜園とJA全農は、「これまでの経験により培った指導員のノウハウに加えて、AIなどの最新技術を活用した指導を組み合わせることで、より高度な営農指導を目指す」としています。
出典:PR TIMES
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