生成AI
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最終更新日:2024/12/09
MG-DXは、ドラッグストア・調剤薬局向けに遠隔接客サービスの開発・提供を行う「遠隔接客事業部」を新設しました。接客対話に特化した自律型AIで人手不足の解消を目指します。
このニュースのポイント
株式会社サイバーエージェント連結子会社である医療AIカンパニー株式会社MG-DXは、ドラッグストア・調剤薬局向けに、遠隔接客サービスの開発・提供を行う「遠隔接客事業部」を新設しました。
ドラッグストアや調剤薬局では、人手不足や地域ごとの人員配置、業務量の偏在が大きな課題となっています。さらに、マイナ保険証の普及や選定療養の開始にともない、業務負荷が増加し、業務を負担に感じている薬剤師は8割を超える結果も確認されています。
このような背景から、MG-DXは2024年8月に「遠隔接客AIアシスタント」を発表し、提供を行ってきました。その成果として、すでに大手チェーン複数社でのテスト運用が決定するなど、業界内における課題意識は高まっています。今回は、ドラッグストア・調剤薬局に特化した遠隔接客サービスの開発・提供を行う専門組織「遠隔接客事業部」を新設することで、さらなる開発・導入支援体制を強化します。
「遠隔接客事業部」では、サイバーエージェントのAI研究組織「AI Lab」とともに、自律型対話エージェントと有人遠隔接客を組み合わせた「待たせない薬局づくり」を支援します。
具体的には、ロボット・CGアバターなどの自律型対話エージェントが、マイナ保険証や選定療養などに関する説明および初歩的な質問への対応を実施。AIが対応できない場合は、遠隔スタッフの対応に切り替えることで円滑な受付業務を実現します。
また、対話エージェント・店舗スタッフ・遠隔スタッフ間を円滑かつ効率的に連携できる「AI Lab」により、各店舗を横断して薬剤師が活躍できる業務環境を構築します。これにより、新たに採用などのコストをかけずに、薬剤師の人員不足や地域ごとの業務量の偏在などの課題を解消することが可能です。
MG-DXは、今後もサイバーエージェントグループが培ってきたノウハウを生かすことで、ドラッグストア・調剤薬局のDX推進を支援し、AI活用によって薬剤師をはじめとしたプロフェッショナルの専門知識とスキルを最大限に活かせる機会および活躍の場の拡大に貢献していきます。
出典:CyberAgent
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