三菱ふそう、AI・機械学習を活用した次世代配送計画システムを採用
最終更新日:2024/01/25
三菱ふそうはAI・機械学習を活用した次世代配送計画システムのWise Systemsと提携します。AIベースの配送経路自動化で走行距離や配送遅延の削減が期待されます。
このAIニュースのポイント
- 三菱ふそうはAI・機械学習を活用した次世代配送計画システムのWise Systemsと提携
- 2021年第4四半期より、次世代配送計画システムのプラットフォームを提供する予定
- AIベースの配送経路自動化で走行距離や配送遅延の削減が期待される
Wise Systems Inc.は、ダイムラートラック社傘下の三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)と提携し、AIと機械学習を活用した次世代の配送計画ソフトウェアを日本のMFTBCのお客様に提供します。MFTBCは、FUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170以上の市場向けに開発・製造・販売する商用車メーカーです。
車内に設置された端末のイメージ
Wise Systemsのシステムは、配送車両の効率と顧客体験を向上させることを目的に、今日のビジネス環境で求められるスピーディな配送業務における、複雑で動的な意思決定プロセスを自動化する包括的な製品とソリューションを提供しています。
全ての配送車両の運行状況をセンターで一括管理
これまでWise Systemsを導入した顧客では、平均で走行距離を15%削減、稼働率を20%向上、配送遅延を最大で80%解消した実績があり、配送車両全体での大幅な効率化に貢献しています。このリアルタイム完全自動化システムは世界中で導入されており、Anheuser-Busch(バドワイザーの主力ブランドを持つビールメーカー)や、Lyft(オンデマンド輸送サービスプロバイダー)をはじめ、食品、飲料、小包、宅配便、フィールドサービスなどの市場をリードする企業を含む、数十億ドル規模のさまざまなグローバル企業の配送およびサービスの運用を支えています。
受領サインの処理も端末で可能に
今回の提携により、Wise SystemsのAI対応製品が、MFTBCのデジタルソリューション・ポートフォリオの一部として提供されます。Wise Systemsのソリューションは特定のハードウェアに依存しないため、全てのメーカーの車両で利用可能です。
出典:PR TIMES
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