経済産業省、「広島AIプロセス G7デジタル・技術閣僚声明」を採択
最終更新日:2023/12/18
12月1日、経済産業省はデジタル庁、総務省と共同で「G7デジタル・技術大臣会合」を開催しました。
このAIニュースのポイント
- 会合にはG7構成国・地域のほか、関係国際機関が参加
- 広島AIプロセス及びDFFT(信頼性のある自由なデータ流通)についての議論を実施
- 会合の成果物として「広島AIプロセス G7デジタル・技術閣僚声明」及び「DFFT G7デジタル・技術閣僚声明」が採択
令和5年12月1日、経済産業省はデジタル庁、総務省と共同で「G7デジタル・技術大臣会合」をオンラインで開催しました。同会合では、G7構成国・地域のほか、関係国際機関が参加し、広島AIプロセス及びDFFT(信頼性のある自由なデータ流通)について議論が行われました。
広島AIプロセスは、本年5月に開催されたG7広島サミットの結果を踏まえ立ち上げられました。G7メンバー及び関係国際機関が参加して、急速な発展と普及が国際社会全体の重要課題となっている生成AIについて議論するための場です。
このたび、広島AIプロセスの成果のとりまとめに向けて、デジタル分野の担当閣僚間で議論が行われ、会合の成果物として「広島AIプロセス G7デジタル・技術閣僚声明」及び「DFFT G7デジタル・技術閣僚声明」が採択されました。
本会合で西村 康稔経済産業大臣は、AIのイノベーションと規律のバランス確保の観点が重要であり、イノベーションと規律の両立のためのツールとして、総務省とともに事業者向けのAIガイドライン策定を進めていると述べました。また、各国のAIガバナンス枠組みとの相互運用性向上のために協力を進めることや、イノベーション創出のため、AI開発力強化に向けて官民を挙げて支援に取り組む考えを示しました。
出典:経済産業省
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