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最終更新日:2025/04/03
メタデータ Claude3と連携
メタデータ提供の対話APIサーバ「ChatBrid」が、「Claude3」との接続を開始しました。
このAIニュースのポイント
メタデータ株式会社は、社内知識やローカル情報を学習し生成AIで回答を生成する対話APIサーバ「ChatBrid」を、高度な言語能力をもつ「Claude3」と接続し、提供を開始したと2024年4月25日に発表しました。「Claude3」と連携したことで、より自然で人間的で分かりやすい回答や、味わい深い日本語の生成が実現します。
ハイブリッド型チャットボットとして2023年4月18日に初版をリリースした「ChatBrid」は、多ジャンルの数百本以上のマニュアルを取り込み、自動的にジャンル間の切り替えをする高精度大規模RAGエンジンとして進化を遂げています。また、質問文と類似、関連している度合いの根拠を、単語や意味の重なり具合の多色で示すビジュアル類似検索や、ワードクラウド付き単語ランキング等を搭載しています。
従来、ChatBridのようなRAGを通すと、一定レベル以上のLLMの能力の違いは吸収され、社内知識を淡々と語るだけになるかとの仮説がありました。しかし、Claude3では精度の数値評価だけでは表せない、より人間的で分かり易い文体、文章レトリック、味わいといった日本語の生成能力が、大規模な社内マニュアルを搭載したRAGを通しても実証されました。
メタデータは、同社の社内規定類を全て取り込んだChatBridで、職務発明関連の質問をして検証を実施しています。

どちらも、職務発明規定の記載通りの内容であり、精度的にはどちらも正解です。しかし、GPT-4の回答には、定義、根拠、手続き内容が混在した分かり難い要約文となっており、個々の記述とその個々の根拠の対応関係も明示されていません。
一方、Claude3の回答は「どうすれば」良いか?の質問に対して、6つのステップに分けて分かり易く表現され、1つ1つの「なぜ?」に対しても、ピンポイントで回答しています。
就業規則から、自然言語処理の辞書作りなど業務上必要なNG語発言はセクハラとしない、とする規定の噂を確かめようとした社員からの質問の例では、実際にそのようなNG発言が保護されるのか「条文を丸ごと引用せよ」と求めています。

GPT-4の回答は「条文を丸ごと引用せよ」との指示に答えられておらず、間違いではないけれども不十分な回答になっています。
一方、Claude3は「一般的な会社の就業規則ではあまり見られない」という、就業規則第14条への妥当な評価をした上で「特殊な事例」と評し、質問者に賛意を示しています。さらに、条文があったとしても、不必要なほど多くの回数や、大げさな言い方でNG用語を発するなど、場合によってはハラスメントと判断される可能性を指摘し、会社側、従業員双方を想定して「適切な運用」を求めています。
この注意喚起の内容は妥当であり、また規則の文章だけに頼る人間回答者を超えた名回答として、高く評価されるべきだとメタデータは述べています。
メタデータは、Claude3の日本語RAG応用で得られた知見をもとに、GPT-4との使い分けや「プロンプト合成の仕組みの最適化」といった技術的課題を解決し、それによって広がっていく選択肢のメリットや価値を顧客に訴求していく方針です。
出典:メタデータ
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