豆蔵の対話型AI「MZbot」がリニューアル、ChatGPT対応機能などを追加し疑問解決スピード向上
最終更新日:2024/01/19
豆蔵は、自社が開発した対話型AIエンジン「MZbot」にChatGPT対応機能などの新たな機能を追加したと発表しました。
このAIニュースのポイント
- 豆蔵の対話型AIエンジン「MZbot」が、新たに「ChatGPT対応機能」や「有人対応機能」などの提供を開始
- これまで利用者が適切な回答を得られなかった場合、要望入力フォームから問合せし、それを受けた管理者がメール等で非同期的に対応していた
- 今後はMZbotが学習していない内容をChatGPTに尋ねることができ、より精緻な回答を即時に得たい場合はオペレーターへの切り替えが容易に
株式会社豆蔵は、自社が開発した対話型AIエンジン「MZbot」に新たに「ChatGPT対応機能」と「有人対応機能」をオプション機能として追加し、2023年8月より提供を開始しました。
これまでMZbotでは、利用者が質問して適切な回答を得られなかった場合、要望入力機能を使用して問合せ内容や要望を管理者に通知し、それを受けた管理者がメール等で利用者へ非同期的に対応する必要がありました。
今回リリースした2つのオプション機能により、利用者はさらに、MZbotが学習していない一般知識に関するFAQについてもChatGPTに尋ねることができます。ChatGPTへの問い合わせは全てAPI経由となるため、ChatGPT側で問い合わせ内容を学習することはなく、またChatGPTへの社外秘情報の誤送信を確実に遮断したい場合は、簡易フィルタを使用することで、誤送信を未然に防ぐことが可能です。
また、より精緻な回答を即時に得たい場合は、オペレーターに問い合わせることもできます。オペレーターは、問合せ元の利用者がMZbotへ、それまでどのような問い合わせをして、オペレーターへの問い合わせに至ったかの経緯を即座に確認することができるため、より的確に利用者に対応することが可能になりました。
今回のリニューアルにより、利用者は複数の問い合わせ手段を選択できるようになるため、疑問解決の速度や効率、精度の向上に繋がります。利用者の満足度の向上や、チャットボットの活用範囲が広がることが期待されています。
豆蔵は「MZbot導入企業の多様な要望に対応できるよう、今後さらなる普及が見込まれる様々な11/24サービスと連携するための拡張機能を随時搭載していく予定です」とコメントしています。
出展:豆蔵
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