マクニカ、モーター特化型予知保全AIサービスをリリース
最終更新日:2024/02/27
マクニカは、アナログ・デバイセズ社が開発したプロダクトで構成されたソリューション、Macnica Smart Motor Sensorの提供を開始しました。
このAIニュースのポイント
- マクニカがモーター特化型予知保全サービスMacnica Smart Motor Sensorの提供を開始
- 使用開始後にAIが機械学習を開始し、モーターの異常検知AIモデルを自動生成
- モーターにおける9種類の異常を0~10の正常値で表記し故障を防止
株式会社マクニカは、アナログ・デバイセズ社が開発したプロダクトで構成されたソリューション、Macnica Smart Motor Sensorの提供を開始しました。
Macnica Smart Motor Sensorは、低圧三相モーター向けに特化したセンサー・クラウド一体型の予知保全のDXソリューションです。装置の想定外のダウンタイム削減やメンテナンス費用の最適化に貢献します。
Macnica Smart Motor Sensorはアナログ・デバイセズが開発した超高精度MEMSセンサーを搭載したハードウェアと専用ソフトウェアで構成されたマクニカが提供するOEMソリューションです。ハードウェアの設置はバッテリー駆動のセンサーをモーターの冷却フィンに取り付け、初期設定はスマホアプリより行います。
使用開始後AIによる機械学習が自動的に開始され、一定期間後に異常を検知するAIモデルが自動生成されます。これにより、センサーから集められた振動、温度、磁界データはパソコンやスマートフォン、タブレットなどで確認可能で、異常の際はアラート通知されます。
検知可能なモーター異常は電源システム、ステーター巻線、アライメントなど全9種類で、それぞれ独立した0~10の正常値で分析され、ユーザーはこれら予知保全における振動解析やAIの特別な知識を持つことなく、致命的な障害とダウンタイムの最小化が可能です。
定期メンテナンス、一定稼働時間毎のオーバーホールについて、データを見ながらタイミングを最適化することで、ダウンタイムを防ぎながらメンテナンスコストの削減が見込めます。
出典:@Press
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