より扱いやすくなったAI画像処理ソフトウェア MERLIC 5.2提供開始
最終更新日:2024/02/02
リンクスは、2022月10月20日より、ドイツのMVTec Softwareの開発・製造による画像処理ソフトウェアMERLICの新バージョン、MERLIC 5.2の提供を開始しました。
このAIニュースのポイント
- MERLIC 5.2には、アノマリー検出の発展形であるグローバルアノマリー検出機能が搭載
- スライダーバーを動かすことでパラメータを簡単に調整できるようになり、これまで以上に利便性が向上
- プログラミングレス画像処理アプリケーション構築の難易度を下げる機能改良がされている
株式会社リンクスは、2022月10月20日より、ドイツのMVTec Software社の開発・製造による画像処理ソフトウェアMERLICの新バージョン、「MERLIC 5.2」の提供を開始しました。
MVTec Software社は、画像処理ソフトウェア「HALCON」をはじめ、マシンビジョンのソフトウェアを開発している専門企業です。1997年にリンクスと日本国内における総代理店契約を締結し、リンクスを通じて同社製品を販売しています。
MERLIC 5.2には、アノマリー検出の発展形であるグローバルアノマリー検出機能が搭載され、従来、対応が困難であった位置ズレをはじめ、モノの有無の不良まで良品学習により対応が可能です。また、MERLIC 5.2では、カメラコンフィグレーションツールが改良され、パラメータ値を直接入力するのみならず、スライダーバーを動かすことでパラメータを簡単に調整することができます。この機能は、露光時間やゲインなどの基本的なパラメータに対応しているため、これまで以上に利便性が向上しています。
また、ディープラーニングセグメンテーション機能の搭載や外部機器への画像転送機能が搭載され、プログラミングレス画像処理アプリケーション構築の難易度を下げる機能改良が施されています。
MERLIC 5.2は主に、プログラミングレスで画像処理構築を所望されている生産技術部門を対象に、提供を開始します。
出典:PR TIMES
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