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【イベントレポート】LINE DEVELOPER DAY 2019

最終更新日:2024/04/11

こんにちは^^ アイスマイリー編集部のイムです。

LINE株式会社は先週11月20日~21日の2日間にわたり「LINE DEVELOPER DAY 2019」を開催しました。このイベントはLINEが運営する様々なサービスの技術領域での知見や実績、今後の取り組みを紹介する技術カンファレンスです。

「LINE DEVELOPER DAY 2019」の1日目は「Engineering」をテーマとして、2日間は「Production」をテーマとして開催され、私は2日目の「Production」をテーマとした日に参加してきました。

今回は簡単にですが、「Production」の様子をレポートします。

【オープニングセクション】

・講演者:池邉 智洋 氏
LINE 上級執行役員 LINEファミリーサービス開発統括

【オープニングセクション】 ・講演者:池邉 智洋 LINE 上級執行役員 LINEファミリーサービス開発統括|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

会場は10時にオープンとなり、10時40分からオープニングセクションが開催されました。オープニングセクションで講演されたLINE 上級執行役員の池辺氏は「LINE DEVELOPER DAY」の発展について話されました。2015年からスタートしたこのイベントは今年で5回目になり、年々その規模も拡大しています。昨年と比べ特に、韓国、台湾、タイ、インドネシア等のアジアからの出展が増えイベントは成長し続けています。今後、海外でLINEの普及が加速するたびに、毎年このイベントが拡大することになるでしょう。

オープニングセクションの後には、LINEのMessaging APIを活用した事例が紹介されました。事例の紹介となった株式会社BespoはLINEのユーザーインターフェースを活用し、LINEアカウントから飲食店の予約ができる仕組みを提供しており、ユーザーから好評を得ています。

メガネのJINSはLINE公式アカウントで「JINS BRAIN」という、メガネをかけた状態の写真を送付することで女性、または男性スタッフAIが似合い度に応じてコメントをくれるという面白コンテンツを用意していたりもします。

このようなLINEのMessaging APIを利用している企業アカウントはすでに150万件を超えており、デイリーで送られているメッセージの量は13億にも上るとのことです。膨大な量のアカウントとメッセージ量を捌くLINEはすごすぎでした。

 

オープニングセクションが終わってから、展示ブースに足を運びました。展示ブースではLINEが提供している開発プラットフォームを紹介。日本だけではなくLINE台湾、LINE韓国なども出展しており、かなりグローバルな感じでした。多くのブースの中でも、気になったAI関連のブースを3つ紹介します。

 

LINE BRAIN AI Interactive Avatar

LINE BRAIN AI Interactive AvatarはLINE BRAINのモーション・トラッキング技術を使用して、3Dインタラクティブ・アバターのデモが行えます。

スマホからLINEが私を認識し、3Dアバターに変身してくれます。アバターはリアルタイムで人の動作を追います。今年のハロウィーンは終わっちゃいましたが、ハロウィーンの雰囲気になって、ゲームを楽しめました。

 

LINE NOW

次のブースではLIN台湾が開発した「LINE NOW」を紹介。「LINE NOW」は「LINE beacon」を活用したイベント会場向けのサービスです。

「LINE beacon」はお店に設置された「ビーコン」と呼ばれるBluetooth機器から発せられるLINE独自の信号を活用し、お得な情報などを受け取ることができる機能として普及しています。「LINE NOW」はこの「LINE beacon」を使ってオンラインとオフラインをつなげます。

特別な時間と場所でのみ体験できるインタラクティブなアクションは、ユーザーの記憶に残る体験を提供してくれます。会場では、「LINE beacon」を通じ自分の写真や会場の写真をアップし、参加することができるイベントが開催されていました。

 

LINE’s Blockchain Platform

LINEのブロックチェーンプラットフォーム|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

最後はLINEのブロックチェーンプラットフォームのブースです。
「LINE’s Blockchain Platform」は誰でも簡単にブロックチェーンサービスを開発・運営できる環境を提供しています。具体的な活用例には、サービス別独自トークンの発行、知的財産権や所有権などの権利証明・取引サービス、現物資産のトークン化・管理、データ販売を行なったユーザーへの報酬などが挙げられています。

 

これまで私はLINEが開発者向けにここまで様々なプラットフォームや施策を提供しているとは知らず、とても印象に残りました。来年の「LINE DEVELOPER DAY」も期待です^^

 

LINE連携サービスの比較と企業一覧を見る

 

AIsmiley編集部

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