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最終更新日:2023/05/19
京セラは、「AI骨粗しょう症診断補助システム」の実用化を目指し、東京大学と「運動器AIシステム開発学講座」を開設しました。
このAIニュースのポイント
京セラは高い精度で骨密度を推定し、骨粗しょう症の早期発見に繋げる「AI骨粗しょう症診断補助システム」について、2023年5月1日(月)から国立大学法人東京大学と「運動器AIシステム開発学講座」を開設し、実用化を目指していきます。
京セラと東京大学は、健康診断や他の病気で医療機関を受診したときに撮影するX線写真から骨密度を推定できるようになれば、骨粗しょう症の早期発見・治療に繋がると考え、腰椎・胸部レントゲンから骨密度を推定する独自技術を考案しました。今回開講の「運動器AIシステム開発学講座」では、これらの取り組みをさらに加速させ、早期の実用化を目指します。
一般的に、骨粗しょう症を診断し治療方法を決定するためには、骨の強度の指標となる骨密度を測定する骨密度測定装置が必要ですが、十分に普及しているとは言えない状況です。
京セラと東京大学は、発熱せきや腰痛などで来院した患者の方の胸部・腰椎X線画像や、健康診断・各種検診などの胸部X線画像からAIが骨密度推定を行う「AI骨粗しょう症診断補助システム」を開発し、多くの医療機関での検査・診断を可能にすることで、骨粗しょう症を早期に発見し、治療に導くことを目指します。
京セラは「東京大学の運動器AIシステム開発学講座を通じて骨粗しょう症の早期発見に貢献することで、国が掲げる健康寿命の延伸に寄与していきます」とコメントしています。
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